ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』とは荒木飛呂彦の日本の漫画作品である。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第4部にあたる。単行本では第29巻から第46巻に収録されている。この章の主人公は、東方仗助であり、彼もまたジョジョと呼ばれている。第2部の主人公ジョセフの隠し子である。空条承太郎は彼の叔父である。
この物語は、M県S市杜王町という宮城県仙台市をモデルにした都市で繰り広げられる。宮城県は、作者である荒木飛呂彦の出身地である。また、この章では、ミステリーやサスペンスの要素を含んでおり、敵である吉良吉影を倒すまでの過程が描かれている。その過程は、日常シーンも多く含み、スタンド能力を得た主人公らは取り巻く様々な事件を解決しながら進んでいく。
2012年には、宮城県仙台市で原画展が開催され、仙台市とコラボレーションを果たし、作中に登場するLOWSONを模した「OWSON」が期間限定出店した。2016年の仙台市七夕祭りでも再度「OWSON」が出店した。

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakableのレビュー・評価・感想

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ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable
5

ストーリーは原作に忠実だった実写版「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」

失敗した実写映画で、真っ先に取り上げられる「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」。原作もアニメも観た上での判断になるが、酷評されるほど悪くはない映画であった。

映画が酷評される理由は、わからないわけではない。ダラダラしたシーンが続くため、一言言いたくもなるだろう。

また役者と役柄のアンバランスも、ひっかかるところ。東方仗助役の山崎賢人は、どこからどう見てもコスプレだ。億村兄弟を演じた岡田将生と新田真剣佑の姿も、アンバランスさが拭えない。及第点は、広瀬康一役を演じた神木隆之介。忠実とは言えないが、バランスが保たれていた。

映画のストーリーは、原作に忠実に仕上がっていた。例えばさらにアンジェロとのバトルシーンは、ほぼ原作に忠実だ。密室でのバトルは、手汗握るものがある。

原作と変えているシーンもあったが、言うほど気にはならない。仗助と康一の出会いは、原作と映画とでは全くの別物だ。とはいえ、仗助の持つ能力紹介と康一との絡みを違和感なく演出した手腕はお見事である。

悪い所が目立つ結果になった「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」。「映画史に残る名作」とは言い難いものの、ネットで叩かれるほどの酷い仕上がりではないように感じた。

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable
10

ジョジョシリーズ史上No.1の、イケメンすぎる主人公、東方仗助!

漫画家、荒木飛呂彦による「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第4部。本作は、主人公である東方仗助の住む杜王町で1999年に起こった奇妙な出来事を描いている。

まず、ジョジョの奇妙な冒険といえば、どの部においても主人公がどれも魅力的である。なかでも、今作の主人公の東方仗助は、独特のリーゼント頭で不良のようなルックスにも関わらず、仲間思いで勇気もあり、目上の人には敬語を使うなど、憎めない高校生である。
東方仗助は、クレイジーダイヤモンドというスタンド能力(作中での殊能力のこと)を持っている。クレイジーダイヤモンドは、近距離パワー型のズバ抜けた強さと、触れたものを何でも治せるという能力を持っている(ちなみに、仗助自身を治すことはできない)。
数あるスタンド能力の中で、治すだけの能力は、頼りなく思える。しかし、東方仗助は数手先を読む賢さと機転でクレイジーダイヤモンドの治すだけの能力を使いこなし、さまざまな敵を倒してきた。さらに、負傷を負わされた敵の傷を治してあげるなどの敬意を払い、仗助を慕う仲間が増えていった。

仗助と犬猿の仲のような漫画家、仗助を追い詰めて殺そうとした暴走族の高校生など、昨日までは敵として闘っていたキャラクターも、戦い終えると憎まれ口を叩きながらも仗助を慕っているのだ。そして、更に魅力を増して、次からは仗助の味方として闘ってくれるのだ。

そして、杜王町で出会った仲間たちと共に、町を震撼させる連続殺人鬼を倒すべく結束を深める。その過程で垣間見えるさまざまな正義の心、黄金のスピリッツこそが、この物語の魅力である。

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable
7

実写版ジョジョは俳優の力量がすごい、ただのコスプレ映画ではない

ジョジョが実写化されると聞いて最初は驚いたし、上がってくるビジュアル写真を見て大変不安でした。そして、予告だけを観て、これはコスプレ映画だと判断し、映画館での鑑賞はしませんでした。
しかし、つい先日、アマゾンプライムに映画がアップされましたので、興味本位で視聴を始めました。その結果、多くの俳優のイメージが変わり、大変好きな作品となりました。

まず、主演の山崎賢人。恋愛漫画の実写に駆り出されることが多く、あまり好きな俳優ではなかったのですが、今作を観て、彼の演技は内側から出るものなんだと感心しました。役を演じているというよりは、山崎賢人の中にいる仗助を引き出しているという印象を受け、今後も注目していきたいと思うようになりました。

伊勢谷友介、山田孝之の自然な演技はさすがで、コミカル(?)なシーンも殺伐としたシーンも出しゃばり過ぎず、抑えた演技なのに存在感は強く、素晴らしかったです。

神木隆之介、小松菜奈の若い二人も良かったです。彼らに至っては外見はそれほどジョジョのファッションで固めているわけではないのに、彼らの演技がこの映画をジョジョの奇妙な冒険らしくしている気がします。國村隼、観月ありさの安定感は流石。

そして、特筆したいのが虹村兄弟。新田真剣佑は物語の途中まで誰だかわからないほど、虹村億泰を演じきっていました。
岡田将生は、あの声のトーンでの演じ方は見事で、全編を通して積み上げてきた虹村形兆のキャラクターを、最後の顔のアップのシーンで視聴者の心を揺さぶったと思います。最後のシーンを観るためだけに、後日映画を視聴し直しました。それほど素晴らしかったです。

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable
10

笑いもあって感動もある

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』はジョジョの奇妙な冒険シリーズの第四部です。
舞台が日本なのでジョジョの奇妙な冒険を読んだことがない人でもなじみやすい部だと思います。話も前の話とそこまで繋がってはいないので途中から見ても楽しめる作品かなと思います。
ジョジョの奇妙な冒険は死んでしまうキャラクターが非常に多いのですが、ダイヤモンドは砕けないは違って死ぬキャラクターが少ないので安心して見ることが出来ます。ジョジョの奇妙な冒険シリーズでも唯一映画化したのが第四部のダイヤモンドは砕けないなんですごく人気の部です。なので自信をもっておすすめすることが出来ます。
登場するキャラクターもかっこいいキャラクターが多いです。私はその中でも漫画家の岸辺露伴というキャラクターが好きです。主人公の東方仗助というキャラクターも非常に仲間思いでかっこいいしスタンド能力もすごく強いので好きです。第四部のダイヤモンドは砕けないは殺人鬼を倒して平和な街にするストーリーなのですが、色々な困難があっても仲間のみんなと戦って最終的なはボスである吉良吉影を倒すことに成功しました。笑いもあって感動もあって私はジョジョの奇妙な冒険シリーズの中でも特にダイヤモンドは砕けないは好きな部です。

ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない / ジョジョの奇妙な冒険 第4部 / Diamond is Unbreakable
8

ジョジョを知らない人でも楽しめる作品

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は、ストーリーの舞台が日本なので非常に馴染みやすく見やすい作品でした。
街にいる殺人鬼を見つけ出して倒すという話になっています。しかしその連続殺人鬼は静かに暮らしたいという性格なので一般人と見分けがつきません。その殺人鬼を探していく間に主人公たちは色々な敵と戦う事になるのです。
主人公の仗助はクレイジーダイヤモンドというスタンド能力を持っています。そのクレイジーダイヤモンドも使って様々な敵を倒していく姿は非常にかっこいいです。また今までのジョジョの奇妙な冒険シリーズと少し違ってかなりお笑い要素も含まれていてすごく面白いです。仗助の仲間たちもかなり個性的なメンバーで面白いです。私がダイヤモンドは砕けないの中で一番好きなキャラクターはボスキャラである殺人鬼の吉良吉影です。理由は今までのボスの中でも一番人間味が強いからです。殺人鬼なのに静かに暮らしたいという面白い考えも好きです。見た目も普通の会社員で全く殺人鬼やボスに見えないあたりも好きです。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは絵が苦手という人や話が難しくて見ていないという人が多いですが4部のダイヤモンドは砕けないは日本が舞台だし比較的に見やすいかいになっているのでジョジョを知らない人でも楽しめる作品となっています。