キングダム(映画)

キングダム(映画)のレビュー・評価・感想

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キングダム(映画)
8

映画KINGDOMを観て

テレビアニメ版のキングダムが好きで2期まで見終わってから映画を観ましたが、予想以上に良くできていて良かったと思います。最近の漫画の実写化は評判が悪いことが多い気がしますが、キングダムは評判が良いほうだと思います。
まず、他の皆さんが言ってる通り、中国が舞台の物語ということもあって、日本人が演じても顔に違和感が無いことが大きいと思います。この少し前に映画化された進撃の巨人と対比されてのことかとは思いますが。
スピーディーなアクションに、ワイヤーを使ってるとは思わせないようなジャンプの描写、吹っ飛ばされ方など、本当なら有り得ない高さなのに、とても自然に見える形になっていて驚きました。
配役も、顔もしっくりくるメンバーでとても良かったと思います。目元がキリッとした吉沢君、優しい顔立ちの大沢たかおさん、美しく格好いい長澤さんなど、漫画がそのまま現実になったようでした。あえて言うなら、正と王騎将軍はもう少し威厳みたいな雰囲気が作れれば良かったと思うのですが、漫画と違って生身の人間だから表現が難しいのかなとも思いました。
また、王騎将軍の大きさですが、映画を見ている最中は「大沢さん、もう少し身長高ければ120%ピッタリだったのに。」と思ってしまいましたが、後で調べて見ると、180センチ越えの長身でした。逆に山崎君や吉沢君が背の高い俳優さんだったので、王騎将軍の2mを越える大きさを表現しきれなかったんだなと妙に納得しました。
細かいところはさておき、全体的に本当に良く再現されており、映画からキングダムに入った友達にも好評で良かったと思います。

キングダム(映画)
9

壮大な世界観スピードある戦い、アクションと一人一人のキャラクター性が強くておもしろい

漫画もアニメも見ていなかったので、いきなり映画を見てわかるだろうかと心配でした。歴史もの、しかも中国史なんて難しそうじゃないですか。それに原作の関数も多いからそれを映画化するわけですから、話が省略されているか、違う話になっているかもしれません。でも、原作を見てから映画を見るのも不安な要素はありますよね?原作ファンが映画化された作品を見て「イメージと違った」とかよくききます。しかし、漫画を読んで映画を見た友人が、「イメージ通りで映画から見てもわかるよ」と勧めてくれたので見てみました。
もともと三国志の世界観が好きなので、見たらはまるだろうなという予感はしていました。壮大な世界観スピードある戦い、アクションと一人一人のキャラクター性が強くておもしろいです。主人公が旅立つきっかけが友人の死からなのですが、その友人がかっこいい!王にそっくりだったため、替え玉として仕えることになり、クーデターが起きて身代わりになって死ぬという最初から壮絶で緊迫感のある話です。この話、実際に三国志でもあるんですよね。君主の身代わりになって君主の兜をかぶって臣下が身代わりとなり、君主を逃がすという話。涙なしには見れません。そして怒りまくった主人公が王と共に王の弟を倒しにいきます。王が逃げながらも高貴な感じで、ツンツンしているのと相反して主人公が熱血おバカな感じがいいです。助けを求める為にかつて裏切ってしまった仲間に交渉に行くシーンがあるのですが、王同士が難しい言葉を使いながらお互いの出方を見つつ話すものの、過去の恨みなどが邪魔して話が平行線で決まらない時に、主人公が高貴なプライドがないからこそ正直に話して交渉を成功させるシーンはおもしろかったです。相手の心を動かすのは真実な言葉なんだなと思いました。仲間が死ぬのは悲しくてつらいからこういう冒険ものは勧められても見ない人が多いですが、王はのちに秦の王になるのですから、王は絶対死なないんだなという安心感で、どのように中国を統一していくのかを見られるのがいいです。

キングダム(映画)
9

実写版と侮ることなかれ!

漫画からの実写化。しかも原作は3300万部以上を売り上げる大ヒット作。「これは地雷でしかない」「期待できない」と多くの方は思うでしょう。しかし、この映画「キングダム」、原作単行本のあとがきに記載されている通り、原作者の原泰久先生が前向きに、熱意を持って制作に協力されているんです(原先生は幼少時から大の映画好きで、映像関係の勉強もされていたそう)。その甲斐あってか、原作ファンの期待を裏切らない熱量!各キャストの迫力はもちろんのこと、スタッフ全員が熱い想いと原作愛を持って作ったんだろうなと、伝わってきます。
スクリーン上で、信に、政に、王騎に会えます。楊端和がそこにいます。誰が演じているかなんて忘れてしまう、そのくらいの熱さがあります。ストーリーは原作と比較すると、多少の変更はありました。原作と登場する場所が入れ替わっている人物がいたり、新規設定のついたキャラクターがいたりします。ただ映画終盤を盛り上げるための演として理解できる許容範囲で、問題ないレベルでしょう。
そして忘れてはならないのが、中国ロケの壮大さ!漫画や絵だけではなかなか伝わりにくい、中国の広大さ、人の数、戦の再現性、どれも映画ならではの見所だと思います。物語は単行本でいう5巻程度までなので、果たしてどこまで続くのか…それだけが唯一不安ですが、続編も観たくなる作品です。

キングダム(映画)
9

想像を超えていた!

以前、アメトークにてキングダム芸人というのがあり、それを見ても別に惹かれることはなかった。しかし、今回実写映画化され、テレビでの番宣を多くみて見てみたいと思った。なので、公開翌日レイトショーに行った。
漫画を読んだことがなかったので、始まりは内容がなかなか掴めず「んっ?」て思うところはあったが、途中からは引き込まれていき、あっという間の2時間半であった。
河了貂は最初は何これと思いつつも、中身は人間で、しかも橋本環奈なのかと驚いたり、ところどころで出てくる有名俳優たち。中でも、一番ビックリなのは、山の民の第一印象は気持ち悪いだったにもかかわらず、その仮面をはずして、驚き‼︎実は女だったのだ!長澤まさみがかっこ美しく、戦闘シーンでは、日本のワンダーウーマンを彷彿させるものがあった。えいせい役の吉沢亮もぴったり。最後の闘いのシーン、敵が多すぎて仲間の士気が下がっているところのゲキは鳥肌が立ってしまった。おうきも今回は出番は少なかったものの、喋り方特徴的なものがあり、大沢たかおの身体作りに圧倒されてしまった。兵たちがどこまでも並んでいるシーンも壮大なスケールを感じ、日本の漫画実写にここまでできるのかというのを感じた。エンディングはワンオクがイメージとぴったりあっており、終わるまで観客は誰一人席を立ち上がることはなかった。これを機に、漫画を読み始めたが、この映画がたった5巻までの話だとはビックリ。そして、忠実に再現されていることに感心。どハマり間違いなし。