機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundam

機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundam

『機動戦士Ζガンダム』とは、1985年から1986年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。全50話で略称は「Ζ(ゼータ)」。
一年戦争終結から7年、地球連邦軍は増長したエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴが内紛状態に陥っていた。学生だったカミーユ・ビダンはその抗争に巻き込まれる中で、様々な出会いや別れ、戦いを経験し、新たなニュータイプとして覚醒していく。

機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundamのレビュー・評価・感想

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機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundam
10

ファーストしか知らないあなたに捧げます

初回放送から40年以上が経過し、2021年には『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が上映され、2022年には『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が上映予定されており、その勢いはとどまることを知らない『機動戦士ガンダム』シリーズ。
本稿では『機動戦士ガンダム』の続編にあたる『機動戦士Zガンダム』のレビューを行います。

物語は前作から7年経った宇宙世紀0087年が舞台となっており、ジオン公国に勝利した地球連邦軍が残党狩りを主とする部隊「ティターンズ」が幅を利かせていました。
そのやり方に反発する「エゥーゴ」という組織に所属する、前作ではライバル的存在だったシャア・アズナブルがクワトロ・バジーナと名を変え、今作主人公のカミーユ・ビダンの住むコロニーに偵察のため侵入するところから物語が始まります。

そこでカミーユがティターンズのジェリド・メサとひと悶着起こし、その最中にティターンズが開発したガンダムMK-Ⅱを奪取したことから物語は大きく動きます。

ガンダムMK-Ⅱだけでなく、クワトロが乗る「リックディアス」や「百式」、アムロが登場する「ディジェ」、この後に登場する可変MS「Zガンダム」など、MSのバリエーションが前作より豊富だったり、カミーユのニュータイプとしての覚醒や成長、フォウ・ムラサメやロザミア・バダムといった敵パイロットとの交流による心境の揺れ動き、また、敵対関係だったアムロとシャアが今作では一時的に共闘するところの3点が前作ファンにはグッとくるものがあるのではないでしょうか。

エゥーゴ、ティターンズだけでなく、ハマーン・カーン率いる「アクシズ」が参戦して3つ巴になったり、TV版と後年上映された劇場版で最後の展開が違うなど賛否両論ありますが、既述した3点に着目すればもっと評価されるべきではないかと思います。

機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundam
7

悲劇のニュータイプ:カミーユ・ビダンの魂が宇宙をかける!

「機動戦士ガンダム」の作品設定から7年後の宇宙世紀0087年。
一年戦争でジオンに勝利した地球連邦軍は 、ジオン残党狩りを目的としたエリート部隊「ティターンズ」を創設。しかし、その権力拡大に危機を感じ同じ連邦内でエウーゴを結成して対立を深めていく。かつての“赤い彗星”の異名を馳せたシャアは偽名を名乗りエウーゴに参加し、サイド7で極秘訓練中のガンダムMk-Ⅱの奪取作戦の最中にニュータイプの可能性を秘めたナイーブすぎる少年カミーユとの出会う。自分の名前にコンプレックスを持つカミーユだが、両親の死や幽閉されていた英雄アムロとの共闘、そして強化人間フォウとの淡い恋心、新型可変MS「Zガンダム」への搭乗などいつしかエウーゴの主力として戦うようになる。そして戦局は火星から地球圏に飛来したジオン残党のアクシズが途中参戦など混迷を深めていく。決戦兵器コロニーレーザーを巡る戦いで最大の敵シロッコに立ち向かうカミーユに戦死した仲間たちの魂が手を貸すのであった。ここから先、1985年のTVシリーズではカミーユは最後に精神崩壊を起こすが、21世紀にリメイクされた劇場版ではヘルメットは破損するも無事にエンディングを迎えるなど、異なる結末が用意されて賛否両論を巻き起こした。

機動戦士Ζガンダム / Mobile Suit Zeta Gundam
10

ガンダム初心者でも見れる!

私は26歳になりますが、一度もガンダムシリーズを見たことがありませんでした。しかし、パチンコで興味本意でZガンダムを打ってみたところ、演出の内容が気になり本編を見てみようと思いました。そもそもパチンコでは初代ガンダムのパチンコ台はもともとあり、登場人物や機械がかっこいいという風に感じていました。
シャアという人物がいることは御存じの方が多いかと思います。ガンダムの主人公のアムロ・レイのライバルです。そのシャアという人物も出てきています。
Zガンダムのストーリーは機動戦士ガンダムの7年後のストーリーで、一年戦争というアムロ・レイとシャアが戦った後のストーリーで、主人公は機動戦士ガンダムでは登場しなかったカミーユ・ビダンと言う人物が主人公です。
機動戦士ガンダムの内容から七年がたち連邦政府と、反連邦組織との戦いの話ですが主人公カミーユは反連邦組織の一員となります。
主人公なのに反政府組織の一員?と思われますでしょうが、連邦軍は平気で人を殺したりする連中になってしまったので、客観的には反連邦組織のほうが正義に見えます。
そのような戦いの中、カミーユがいろいろな人との出会いの中で成長していく物語で、まったくガンダムを見たことなくても普通に見られます。