少年たち

少年たちのレビュー・評価・感想

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少年たち
10

数々のジャニ―スがやってきた舞台の映画化

映画「少年たち」は、ジャニー喜多川が初製作総指揮を務めるジャニーズ舞台初の映画化作品。

時代は2012年の少年刑務所。赤房のSixTONESメンバーと青房のSnowManメンバーの対立。それを端で面白がって見ている黒房のなにわ男子、関西ジャニーズJrのメンバー。
ある時赤房に新入りがやってくることになる。刑務所内では赤房の囚人たちと青房の囚人たちが、お互いをライバル視し、看守の目を盗んでは毎日のように争いを繰り返していた。
そんなある日新しい処遇部長が赴任してきた。冷酷で高圧的、容赦なく暴力も振るう処遇部長が看守長になったことにより、他の看守たちの締め付けも厳しくなり、囚人たちは次第にうっぷんがたまり始めていた。そんな中赤房のリーダーは弁護士から、母親が実はガンで余命が少ないことを知らされる。赤房のリーダーを母親に会わせるために新入りは脱獄することを提案するが、同じ房の仲間に「俺には帰りを待っている家族がいる」からと反対されてしまう。
だが、対立していた青房の少年が「外で自分の子供が生まれるから」と脱獄に協力したいと申し出てきた。これにより少年たちが一致団結して脱獄を試みる物語である。

この映画は重要文化財でもある、旧奈良監獄で撮影されている。

少年たち
4

楽しむだけならジャニーズファンのみかも。

あの有名なジャニーさんが作った?と言われる舞台が映画化したとのことで、舞台は観たことないですが、映画ならとちょっと気になったので観てみました。
ですが、やはりジャニーズタレントだらけで作られたということもあり、この映画はジャニーズファンの為に作られた作品といった感じでした。
最初の10分は、歌って踊るシーンがひたすら流れるだけで、もう観るのをやめようと思ったところ、やっとストーリーに入ったようでさすがジャニーさん。これがあのジャニーさん独特の世界なんでしょうね。
ちょっと私の想像していたジュニアの子達とは違って、歌もダンスもしっかりしていて驚きました。演技も見れるものじゃないかも…と思っていましたが思い違いでした。
知らないジャニーズタレントばかりですが、唯一、関ジャニ∞の横山君だけわかりましたし、ごくせんの音楽が流れたりもしました。
少年院のお話ですが、ジャニーズ映画の中にも大御所の俳優さんも出てきてビックリしました。最初は観るのを辞めようと思ってしまっていましたが、そこを乗り切れば、ミュージックビデオにしか見えませんが、ミュージカルとして観られる映画でした(苦笑)。
それぞれの家庭で問題があり、これは子供だけの問題ではなく、子供を攻めるばかりではなく、大人の理由ばかりで子供がこうなってしまったのかと、心が苦しくなることも。そういうことを考えると、ちょっと大人にも観てもらいたい映画だな。とも思えました。
最後はもう、ストーリーというよりはショーというのか、コンサートを観てるみたいで、ジャニーズワールドを覗けた感じがしました。

少年たち
10

ジャニーズ好きはぜひ

ジャニーズJrのSixTONES・SnowManが好きな人はもちろん関西ジャニーズJrやその他のジャニーズJrが好きな人は絶対観るべき映画だと思います。始めはミュージックカルのように歌や踊りがありこれぞジャニーズという映像を観ることができます。カッコイイ姿を見ることができます。そしてストーリーでは少年刑務所に入りそれぞれが抱えている悩みや葛藤があり、赤房と青房の対立で闘いの日々であるがあることをきっかけに協力するようになります。1人ひとり背負っているものがあるにも関わらず仲間のために一生懸命になり精一杯生きようとしています。そして最後には涙涙です。この映画を見ると仲間を思いやる大切が分かり、いくら嫌だと思っていても家族は大切であること、当たり前だと思っていたことは当たり前ではないことなど様々なことが学べるような映画になっています。最後にはジャニーさんからのメッセージがありこの映画で伝えたかったことが伝わってくるようなストーリーになっています。笑いあり、涙ありの最高の映画になっています。ジャニーズの伝統ある作品が受け継がれて映画となり最高傑作だと思います。ジャニーズJrらしさもありジャニーズが好きな人はぜひ観ることをオススメします。