ベイブ / Babe

ベイブ / Babe

『ベイブ』とは、ユニバーサル・ピクチャー製作のもと、1995年にアメリカで公開された子豚が主人公のファミリー向け映画。のどかな農村を舞台に、主人公ベイブが農場の動物たちと絆を作りながら、牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指すストーリー。奮闘する子豚の愛くるしい姿に思わず心が揺さぶられる癒し度マックスのこの作品は、動物達が演じる俳優顔負けの熱のこもった表情や、コミカルな動きなどを撮影した技術が評価され、第68回アカデミー視覚効果賞ほか、第53回ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞している。

ベイブ / Babeのレビュー・評価・感想

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ベイブ / Babe
7

かわいい表情。

牧場の様子はとてもよかったです。広々としていて、動物もいろんな種類のがいて、楽しそうです。
もちろん、ほんとに牧場経営をするとなると大変だし、映画の中でもいろいろ大変そうでした。
年寄りにはきつい仕事です。それにつけても、豚がとてもかわいかったです。
これは、確かCGだと思いますが、表情があって、なんか見つめてしまいます。
おじいさんが商品としてもらったベイブを食べられなかったわけがわかります。
犬は最初はベイブに優しくもなかったけど優しくなり、猫は意地悪というのもなんかよかったです。
猫差別ではありませんが、たぶん猫は牧場の仲間というより、ペットという気が強いのでしょう。
猫に人間は豚を食べるということを聞かされて、元気がなくなるベイブ。
そのベイブを慰めるため、おじいさんは踊ります。それがよかったです。
しかめっ面がデフォのおじいさんが、あんなことまでするなんてと思うと、ベイブへの愛を感じるし、面白かったです。
その後、豚を連れて、牧羊犬コンテストに行くなんて、ほんとふざけている話ですが、牧羊犬コンテスト側も犬に限るとは書いてなかったから、OKなのかもしれません。
ベイブはいい成績を飾り、ハッピーエンドで終わりました。とても良かったと思います。

ベイブ / Babe
8

ブタってかわいいね

食べられるはずのブタが牧羊犬に!?
牧場にもらわれた子豚の『ベイブ』が、牧場主のおじさんや、母親がわりの牧羊犬や友達のアヒルと牧羊犬を目指す話。子豚の表情とかはCGだそうだが、とてもかわいらしい。このブタはまだほんの子どもだからかわいいのかもしれないけど、ブタって太くて醜いイメージもあったから、びっくりでした。今はミニブタとかペットとして定着してきているけど、この映画でブタの可愛さを知りました。
ベイブにやさしくしつける犬や、お調子者のアヒルや動物たちがすてき。あと、牧場のおじさんが、食べるためのブタに愛情が湧き出し、食べるのをやめて、牧羊犬にしようとしだす、その成り行きがすてきだし、いい男だなと思う。おじさんの奥さんもいい人だしおじさん好きな感じが出ててすてきです。好きな場面は、ベイブが猫にひどいこと言われて、外に飛び出て風邪をひいたときに、ベイブを慰めるためにおじさんが踊るところ。今まで無口で抑えた演技をしているから、そのおじさんの踊りのハッチャケっぷりがよく出てておもしろい。最後はみんなハッピーエンドなので安心してみられます。あと、話の合間に、何何の巻て、ナレーションが入るんだけど、それがネズミが行っててそれもおもしろい。