セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC

『セックス・アンド・ザ・シティ』とは、1998年から2004年にかけてアメリカで放送された恋愛コメディドラマ。全6シーズンで構成されている。ニューヨークに住む自立した4人の女性の友情、仕事、恋愛、セックスのリアルを覗くドラマ。女性の社会進出が一般的では無かった時代に男性と同等の収入を得て、最高の友人を持つ女性でも恋愛を通して失敗する様子は多くの女性の共感を得て支持された。その人気から映画が2本公開され、続編のドラマが放送された。

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATCのレビュー・評価・感想

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セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC
10

ぜひ一度は観て頂きたいアメリカドラマ

この作品はアメリカの連続ドラマシリーズの中でも大人気であり、映画になって知った方も多いのではないだろうか。
テレビドラマシリーズでは6seasonまで放送され、大きなジャンルだとラブコメディである。
主人公キャリーと3人の友達サマンサ、ミランダ、シャーロット。この4人が展開していくストーリーとなっている。

ラブコメとはいえ単純に恋愛だけを描いているのではなく、性格も恋愛観も全てが違う4人が、共に時間・人生を共有している部分が非常に魅力的に感じるのだ。
自分とは違う人の言葉や人生の選択を間近で感じることで、変化していくものや変えられない自分自身の芯の部分があったりと、4人それぞれが自分らしく生きていくために「必要なもの」を必死に探して生きていく話である。

4人それぞれが違うキャラクターであるので、観る人によっては誰に感情移入をするかバラバラなのも面白い点である。友達とこの作品の話をした時に、キャリーではなく「自分にとっては誰が主人公のような存在であるのか」で盛り上がってしまうのが、また素晴らしい点でもある。

色んな出会いと別れを経験しながら、4人それぞれが「自分が求める幸せとは何か…」を考えながら沢山の失敗をしながら生きる姿は、女性の心に響くのではないだろうか。
まずテレビドラマシリーズを観て、4人の人となりや今までの人生を知ってから、映画2作品を観て頂きたい。

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC
6

ファッションが楽しい

結婚することになったキャリーのウェディングドレス姿、その他のファッションもとにかく全てが可愛くてオシャレで見ていてワクワクします。
結婚が決まり1人で突っ走りビッグの気持ちが見えなくなっているシーンは、女性なら誰しもこうなるよなぁと共感できます。
しかし、その後ビッグが結婚式をすっぽかすシーンはとてもせつなくなります。
花束をぶつけるところはかなり印象的です。
そして、そんな憔悴しきったキャリーを慰める友人たちとの友情も見どころです。
強引にメキシコ旅行を決めちゃうサマンサはとても優しくかっこいいです。
メキシコのホテルのシーンはとてもゴージャスな感じでメキシコに旅行したくなります。
そして秘書になる女性がとてもチャーミングで魅力的で見ているだけで前向きに元気になれます。
この女性のおかげでキャリーは立ち直れますが、こんな友達いたらいいなと思えます。
ビッグからは何度も謝罪の電話がありますが、全世界の女性を敵に回したようなものでそこからまたキャリーとよりが戻るところは感動します。
ビッグがシャーロットを病院まで送り届けるシーンは複雑ですがやはりキャリーとビッグは運命の相手であると感じます。
最後2人だけで結婚式をするシーンは感動します。

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7

大都市女性の奔放な性生活を赤裸々に描き出した問題作『セックス・アンド・ザ・シティ』

『セックス・アンド・ザ・シティ』は2008年に公開された米国のロマンチックコメディ映画で、監督はマイケル・パトリック・キングで、彼の劇映画監督デビュー作となりました。本作は1998年から2004年までの4シーズンのテレビシリーズの続編であり、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)、サマンサ・ジョーンズ(キム・キャトラル)、シャルロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス)、とミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン)とニューヨーク在住の女性たちとしての彼女たちの生活が描かれています。
2008年に世界先行公開と米英での同時公開が行われました。批評家の受け止め方はさまざまでしたが、興行的には大成功を収めており、製作予算6500万ドルに対して4億1500万ドルの収益をあげました。
この映画の続編の『セックス・アンド・ザ・シティ2』がその2年後に公開されて興行的には成功しましたが、批評家たちからは酷評されています。さらにその6年後に第3作目の製作が告知されましたが翌年には立ち消えになりました。
『セックス・アンド・ザ・シティ』は「映画の大画面に移しかえられているが、物語のファンにスリルを味わわせ続ける」と映画批評サイト「ロッテントマト」は評しています。『ロサンゼルスタイムズ』紙は「映画は重苦しい問題をお上品に取り扱っているが、とても面白い」との好意的な評価を掲載しました。

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC
4

もう、設定と本当の年がかけ離れすぎ

うーん、やっぱりみんな年を取りすぎてるなと思いました。
ビッグはそんなに気にならないのに、やっぱ、女の方が年を取りやすいのか、なら、メイクはやっぱ肌に悪いんじゃない?とか思いました。
まあ、もともと、年とかけ離れた年齢の役をしていたのでしょう。40には見えません。
40で結婚式、結婚式っていうのも変っていうか、そこはもうちょっと落ち着いてないかとかは思いますけどねえ。
でも、あの4人が帰ってきたのはうれしいです。
浮気を許さないミランダ、欲望を抑えなきゃなサマンサなどお話も盛りだくさんでした。
てか、スティーブはなぜ、浮気を自白したのか、あれ、一番迷惑だからやめてほしいです。
もうしないなら黙ってろ、てめえの罪悪感なんで知らないと思いました。
あれってほんと、男の自己満足ですね。
キャリーはちよっと顔とかひどすぎてあんまり話が入ってこないんですよね。
他の人の話の相談役のときはいいんだけど、あんまり顔が恋ってかんじじゃないっていうか、もっと落ち着いてていいのにと思います。
いくつになっても恋してるときは10代だろうし、それはそれでいいのかもしれないけど、見たくはないっていうか、見ると気になりますね、漫画って、40代の恋愛でも、見た目が40に見えないように描いててそれってどうなの?って思ってたけど、そうしないと、読者の心がつかめないからなのなと改めて感じました。
彼女たちは彼女たちで、もう一つ先のステージにいってほしいです。

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7

ついに結婚!ドラマ未視聴の方にもオススメ

大人気海外ドラマ「セックスアンドザシティ」の映画の第1弾です。
この映画ではやっとキャリーとビッグが結婚を決意します。
キャリーは有頂天になりながら結婚式の準備を始めます。連載をしていたヴォーグでも40代の結婚特集を組んでもらい、キャリーはメゾンのウェディングドレスを着せてもらったりと素敵なシーン満載。そんな中結婚式前日、不穏な雰囲気のビッグからキャリーに電話が入る。しかしキャリーはビッグを励まし電話を切る。
翌日の結婚式当日、何故かビッグは結婚式場まで来たものの、車を降りる事が出来ずキャリーに「結婚できない」と告げたのです。
この映画の一番の見所はキャリーとビッグの結婚式なのは当たり前。でもビッグは結婚できないと急に怖気づきます。
いやいや、何度目の結婚でしたっけ?と言いたくなるシーンです。きっと何度経験しても結婚って確かに怖いかもしれないですね。だからと言ってvivienne westwoodの美しすぎるウエディングドレスが勿体無い!
多分この映画はvivienneのウエディングドレスを見るための映画と言っても過言ではないです。本当に綺麗なんです。キャリーらしさが出ていてとっても素敵。
仕方なくハネムーンでいくつもりだったメキシコへ4人で旅行に行く事になります。こんなときに親友がいてくれるって本当に良いですね。
でもキャリーはショックでベッドから起き上がれません。
この先のキャリーとビッグはどうなっていくのか?気になる方、一度ご覧になってみてください。

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC
8

人生のどん底で気づいたこと

主人公のキャリーは、親友のシャーロット、ミランダ、サマンサとともにNYで本物の愛を探求中。
この作品は長らく続いたドラマシリーズを映画化したもので、ドラマのラストで結ばれたキャリーとビッグのその後の物語が描かれている。ひょんなことから、キャリーはビッグと結婚することになった。自分が思い描く結婚式にするために奔走するキャリー。招待客の人数がどんどん増えていき200名に達した時、ビッグは初めて悩みを打ち明ける。「3度目の結婚を世間はどう思うのか」「もう失敗したくない」……。結婚式当日、式場にビッグの姿はなかった。このことに深く傷つき、笑うこともできなくなったキャリーが、どう乗り越えていくのかが見所。
嬉しい時も、悲しい時も、どんな時でも側にいてくれる3人の親友。どんなことも報告し合い、共に喜び、共に悲しむ。それは時に大事なものと向き合う機会を逃し、さらには現実逃避を促すこともある。自分自身の気持ち、そして悩みの種と向き合わなければ、乗り越えられる時はずっとこないのだ。幸せの形は、人それぞれ。キャリーの「人をブランドで判断するのはもうよそう 花嫁・花婿・夫・妻・既婚・独身 その人自身が見えなくなるからだ」という言葉に共感し、自分もそうありたいと考えさせられる。自分の幸せは、自分で決めるものだから。