アクアマン / Aquaman

アクアマン / Aquaman

『アクアマン』とは、アメリカ合衆国で2018年12月21日に公開されたスーパーヒーロー映画。日本では2019年2月8日に公開された。「DCコミックス」のアメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画で、『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の作品である。監督はジェームズ・ワン。海底王国アトランティス帝国の女王である母と、人間の父との間に生まれた主人公アーサー。人間として地上で成長したアーサーだったが、ある日を境に海底王国間の戦争に巻き込まれる事になる。

アクアマン / Aquamanのレビュー・評価・感想

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アクアマン / Aquaman
9

気分爽快になる映画

アクアマン、本当に気分爽快になる映画です。
アメリカのDCコミックのヒーローが映画に参戦してきました。
特に恋人同士やご家族で見るには、ピッタリでしょう。
伝説の都市『アトランティス』。
海底に存在していたその場所で、アクアマンは超人的な力を持って生まれ、水を自由自在に操ることが出来ました。
物語はこのアトランティスの女王と、地上のなんの変哲もない灯台守が知り合うところから始まります。
その二人の間に生まれたのが、アクアマン。
この赤ちゃんが、これから始まるであろう戦いの鍵となるのです。
アクアマンの超人的な強さがいいですね。
何をされてもまず大丈夫なので、安心して見ていられます。
それに、海底都市の映像が多いのですが、とにかく美しい。
泳ぐシーンも水の音が心地よく、疲れを感じさせません。
典型的なアメリカンヒーローらしく、胸の痛くなるようなロマンスもあり、とてもスケールの大きな映画です。
忙しない日常の疲れを、一気に吹き飛ばしてくれる作品だと思います。
お休みの日に、ゆっくり家で一人で見てもいいかもしれません。

アクアマン / Aquaman
9

DC作品初心者にもオススメ

DC(バットマンやスーパーマンを出版してるアメコミ)映画シリーズで前作ジャスティスリーグに初登場しているアクアマンが主役の映画で、正直見る前は期待してなかったけど内容が頭に入りやすいストーリーで、CGが凄く綺麗(特に海底神殿の海の描写)でその海と陸でそれぞれ魅せるアクションシーンがカッコいい。この映画はヒーロー物でありながらコメディ、恋愛、ホラー、社会風刺、SF等の色々なジャンルの要素が含まれてて見飽きたりしなかったしキャラクター達がイキイキしてて笑える要素が盛りだくさん。
個人的な見どころは、海に馴染めずに陸で主に活動しているアクアマンの前にゼベルの王女のメラがやってきて突然海底王国の王になって欲しいと頼むけど、自分には関係がないと最初は断ったがアクアマンの弟のオーム王が陸に侵略活動を企み、父が命の危険に晒された事をきっかけに海に動き出すアクアマンがカッコ良かった。アクアマンVSオーム王の対決のシーンで1回目は海の中で2回目は海上で戦うという海と陸で違うアクションが見れる所、この時アクアマンは一度戦いに敗れかけるが2回目ではこれまでの戦いから自分が学んだ事を生かして勝利をもぎ取って王になったシーンの盛り上がりはとても凄かった。自分はDC作品全部見てきたけどもし他の人に何かオススメするならアクアマンを選ぶ。

アクアマン / Aquaman
10

DCコミック渾身の映画作品

アメコミのDCコミックの映画化作品です。これはDCコミックが人気ヒーローたちそれぞれを映画化するDCユニバースというプロジェクトの一作品です。全てのヒーローたちが集結する作品につなげるための一作品でもあります。

この「アクアマン」は主に海の中がメインの舞台になります。海中の映像表現や、生き物の動きの表現に大変こだわっています。そのあまりの美しさに感動を覚えるくらいでした。ジェームズ・キャメロンの3D作品「アバター」以来の映画映像に対する感動でした。映像美を観に行くだけでも価値のある作品です。

そしてストーリーに関してですが、非常に面白いストーリー展開です。
物語は海底の国アトランティスの子孫である主人公が人間の父親に地上で育てられ、本当の自分を探していく物語です。主人公アクアマンの父親や母親、海底で育てられた弟、それぞれのキャラクターの個性が強く、キャラ立ちしています。それぞれのキャラクターに共感でき、心を揺さぶられます。ヒーロー映画やアクション映画が好きな人だけでなく、人間模様が強いということもあり、ヒューマン映画が好きな人にもおすすめします。観に行けば必ず満足出来る映画です。今までのDCコミック作品の中では頭一つ抜けて面白いです。

アクアマン / Aquaman
9

アメコミ映画が好きな方はもちろん、そうではない方にもオススメできる映画です!

アクアマンの感想について一言でいうと…最高に良い映画です!アメコミ映画の好きな私ですが、2回映画館にいって観てしまうほど面白かったです。
MARVELやDCコミックスなどの映画が好きだけど、漫画を読んだことがあるほど詳しくはない!という方は多いのではないでしょうか?実は私もその1人です。
アクアマン単独の映画が出る前から、ジャスティスリーグを観てアクアマンの存在は知っていましたが、ジャスティスリーグ内ではどんなキャラなのか、どんなパワーを持っているのかはあまりわかりませんでした。その上、スーパーマンやワンダーウーマンに比べると地味な印象もあり、単独の映画で面白いのか疑問を抱いていました(開始すぐからその疑問はすぐに払拭されましたが!)。
ストーリーとしてはやはりアメコミらしい戦闘シーンなどが多いですが、水中で戦うシーンはこれまであまり観たことがなかったので圧巻でした。ただヒーローとしての強さを描くだけでなく、過去の悲しい背景、敵キャラクターもただ残忍なだけでなく人間味があり、とても感動的な映画でした。また、アクアマン本人だけでなく、父、母の愛も伝わるラストシーンには思わずウルっとしてしまいました!アメコミ映画が好きな方はもちろん、そうではない方にもオススメできる映画です!

アクアマン / Aquaman
10

海中に広がる宇宙!広大な世界を泳ぎ回る最高のヒーローアクション映画!

原作はDCコミックのいわばアメコミヒーロー。
ジャスティスリーグにも登場していたヒーロー「アクアマン」のオリジンと活躍を描いた単独作品です。
海の中にあるという王国「アトランティス」の王族の末裔であり、アトランティス人の母と地上人の父のハーフであるアーサーは、海賊退治や人命救助などを行う海のご当地ヒーロー的な行為をしており、アクアマンと呼ばれていた。
その強靭な肉体や、強力な遊泳能力はアトランティスの王族の血を継いでいるからこそ成せる物であった。
ある日出会ったアトランティス人の姫、メラに王の座を継いだ弟、オームを止めるように頼まれたアーサー。
オームが警告として起こした津波により破壊される地上の様子や、津波に巻き込まれて死にかけた父の様子を目の当たりにして、最初はメラの話を聞く耳を持たなかったアーサーだったが、海へと行く決意をする。
海や地上の冒険。海中に住む恐竜や、謎の生物達も大暴れの休む暇もないアクション超大作でした。
アクアマンがアトランティスの伝説のトライデントを手に入れてからの海中生物達の戦いは目が回るほどの迫力で思わず笑ってしまうほど。
甲殻類の王国や、謎の怪獣の出現など、ツッコミどころはあるものの映像の迫力で魅せるような勢いは爽快感すら覚えました。

アクアマン / Aquaman
6

何も考えずスカッとしたい時に観る作品

DCコミック「アクアマン」の実写化映画。とにかく、ストーリーは置いといて、海の中の映像美、アクション、アクション、アクションが素晴らしい。ストーリーは王道だが、詰め込みすぎてました。たぶん、二部作くらいにしたかったのではないか、と思います。
それぞれの展開が早く、主人公の立場や場所移動が多く、主人公の身の周りの展開も早い。感動するシーンも短く、涙が溢れ落ちる前に次の展開にいきます。ですが、映像は素晴らしく、海中で動く髪の毛の揺れとか、そういうところまで細かく作り込まれており、海中の植物や魚、着ている衣装も綺麗でした。
戦闘シーンは迫力があり、海中だからこそ地上のアクションシーンではなかなか無い動きで戦闘が繰り広げられていました。海中内でのアクションシーンには、「重さ」とスピード感がありました。スカッとしたい方、アクションシーンが好きな方はかなりオススメですが、ストーリーも楽しみたいという方は少し物足りないかもしれません。
気分的には映画館で観ると、とにかくスカッとする作品。家で観るなら何か少し作業しながら戦闘シーンが始まったら釘付けになる作品。そんな印象です。不満はないですが、満点にはならない。自分の気分によってはつい何回か観たくなる作品です。