CRAZY VODKA TONIC

CRAZY VODKA TONICのレビュー・評価・感想

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CRAZY VODKA TONIC
10

広島県福山市発の小説ロックバンド"CRAZY VODKA TONIC"が絶対出てくると思う。

全国流通のCDをリリースする前から各地のフェスやイベントに出演していた"CRAZYVODKATONIC"。そのきっかけは2014年に空想委員会主催の「大歌の改新ツアー」の一般公募O.A枠(下克上)に選出されたことです。空想委員会とGOODONTHEREELの2マンライブに出演し、ライブ後にはCDを手売りしたそうですが、その列が2時間ほど続いたそうです。2018年にファンの声が後押しとなり、初全国流通盤をリリースしました。そして、テレビ東京系「ゴッドタン」の12月度EDに抜擢されたり、「第11回CDショップ大賞」の中国ブロック賞を受賞したりと、ブレイクする気配がすごいです。
メンバーは、ギター・ボーカル・作詞・作曲を手掛ける池上優人さん、ギターの奥本真光さん、ベースの進竜馬さん、ドラムの坂本志穂美さんの4人。節目には福山のライブハウスでライブをする事を選んでいて、メンバー4人とも地元愛がすごいです。そして、地元、ライブ、ファンに対する想いが深いのも特徴かと思います。
彼らの楽曲は「小説ロック」。歌詞の世界観に引き込まれるハイセンスな音楽と、伸びのいい池上さんのボーカルの相性が合い過ぎていてすごいです。疾走感のある曲が多く、自然と体が動きます。動画も上がっていますが、「ライブに行ってみたい!」と強く思ってしまいました。