盾の勇者の成り上がり

盾の勇者の成り上がりのレビュー・評価・感想

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盾の勇者の成り上がり
8

これぞ異世界ファンタジー!

アニメ・小説・漫画と、幅広い分野で大変人気のある作品なので、一度は耳にした方も少なくないと思います。私がこの作品に初めて出会ったのは「小説家になろう」という投稿サイトでした。
この作品で胸を熱くさせたのは、やはり守りに突出したところです。盾の勇者だからこそ、守ることしかできない、武器を装備できず敵を殲滅できない、という苦行に耐えながら日々成長する物語です。そして、守ることしかできないからこそ、協力してくれるパートナーが必要不可欠。
主人公は異世界からの勇者なので、当然強かったりするのですが、勇者なのに貴族などの上級階級の方々から嫌われています。ですが、村人や亜人には絶大な人気を誇っていたりと…弱者に対しての好感度は抜群!主人公の性格も結構なツンデレでして、わざと悪ぶって悪人を演じるとか「この先、どうなってしまうのだろう」と、常に先が気になってしまう。
基本的に胸を熱くさせる戦闘や、感動、挫折、といった内容ですが、お笑い担当の人物もちょくちょく登場したりして、結果は分かっていてもクスリと笑ってしまうシーンも多々あります。そんなお笑い担当のサイドストーリー的な感じで「槍の勇者のやり直し」という作品もありますので、そちらの作品も併せてオススメします!王道でありながら、一風変わった異世界ファンタジーですが、良い面で飽きさせない作品かと思います。

盾の勇者の成り上がり
7

盾三郎と言われるほど酷くはないと思う

まず第一に一番褒められる点は作画がいいことです。これは視覚情報に影響するため、何よりも大きい要素です。いかにストーリーや脚本が優れていても、作画がおざなりというだけで何もかもが陳腐に見えてしまいます。制作会社のキネマシトラスが作ったアニメでは、他に少女歌劇レビュースターライト、くまみこやゆゆ式など見たことがありますが、どれも作画水準が高く見ごたえのあるものでした。今作も全体に作画レベルが非常に高く、特にアクション作画においてはボンズに匹敵する出来と言って良いでしょう。作画面では非常におすすめできる作品です。
次にストーリーについてですが、なろう系作品、異世界転生物共通の主人公のイきり感は極力抑えられてて、これまでの異世界系に比べてあまり不快感を感じません。周りを落として上げる系作品なのは他作品と共通していますが、主人公があまりイきり過ぎないので、ストレスなく物語に感情移入できます。他のなろう系にありがちな、意味もなく美少女キャラが増えていき、キャラクターの掘り下げが出来ずに収拾がつかなくなる、ということもないです。本筋も割とはっきりしてるので、ストーリーにこれと言って分かりにくい点もありません。なろう系の中では十分おすすめできる作品であると思います。

盾の勇者の成り上がり
8

1話目2話目の衝撃がすごい。

正直最初の方は見ていると病んでしまいそうになります。さらに言うなら、もう見ているこっちが人間不信になってもおかしくないぐらい最初のほうは見ててつらいです。そもそもこのアニメは、俗に言う異世界転生モノというジャンルであり、ただでさえ慣れない環境に置かれる主人公が周りに騙され利用されてボロボロにされていきます。
主人公は戦うすべを持たない盾の勇者として異世界転生を果たすのですが、他にも槍の勇者、剣の勇者、弓の勇者の合計4人が勇者として転生されます。この中で盾の勇者だけは扱いがとてもひどく、他の勇者たちは仲間を与えられたのですが、盾の勇者だけだれも仲間を与えられず苦しい状況に置かれてしまいす。そこである女性が盾の勇者を哀れんで仲間になるのですが、その女性は盾の勇者を利用して陥れどん底まで叩き落します。そんなどん底まで叩き落とされた盾の勇者が信頼できる仲間を得て、自分の心の葛藤に苦悩し、それでも這いつくばって生きていくといった内容になっています。
ここまで主人公が苦しめられるアニメはなかなかないと思います。ただその中に深い面白さがあり作品にずるずると引きづり込まれていくとても面白い作品だと思います。後半からは信頼できる仲間もでき、ストーリー的な病みが少し和らいで見てても苦しくならないようなアニメです。