エイリアンVSプレデター

エイリアンVSプレデターのレビュー・評価・感想

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エイリアンVSプレデター
9

敵の敵は味方という共存スタイルは正解だと思いました。

あのエイリアンとプレデターが闘う!?これは面白そうだと、タイトルだけでもすぐに観たくなりました。
それぞれの特徴やシーンも盛り込まれていて、その中でもなぜ、エイリアンとプレデターが争うことになったのか、その出会いとストーリーの中での人との関わり合いなど、興味のあるシーンばかりでした。
当たり前ですが、恐怖感も衰えることなくドキドキしっぱなしであり、エイリアンとプレデターの戦う姿のワクワク感。恐怖映画という意味で、凄く楽しめる内容でした。
最終的には、「敵の敵は味方」という言葉通り、敵としていままで過ごしていた日々がまさかの味方として一緒に闘うという感動。
種別関係なく、例え言葉が伝わらなくても、感情や想いが同じであるなら共存できるんだな。ということも感じる映画でした。
映画としては化け物と呼べるような種類ではありますが、人間と動物でそういった事があるように、地球上生物だけではなく、地球外生命体と地球上生命体でもありえるかも知れない。という考えを持った映画でもありました。
世の中には未だ解明できないUFOや未確認生物などが確認されたりしていますが、将来のことを考え、もしそれが本当に実在する物であるとしたなら、全てを敵に回すのではなく、この映画のような共存スタイルでいけたら有り難いと思う内容でした。

エイリアンVSプレデター
6

2大有名クリーチャー共演のお祭りムービー

2004年に公開されたアメリカ映画でSF映画を代表する人気クリーチャーである「エイリアン」と「プレデター」がクロスオーバーし、タイトル通り両者の対決が見どころとなっている作品です。南極で発見された巨大ピラミットの秘密を解明するため調査に赴いた調査団だったが、そこはプレデターがエイリアンを狩る成人の儀式の場で人間たちはその餌としておびき寄せられてしまい、怪物たちに翻弄されていく内容で、映画「プレデター2」においてもプレデターの拠点にエイリアンらしき頭蓋骨が壁に埋め込まれていた描写があり、両者の繋がりを感じ、また既にアーケードゲームでエイリアンとプレデターの対決を描いたゲームも制作されていた事もあり、正に満を持しての企画といえます。ストーリー面においても人間に文明を教えたのがプレデターというとんでもない設定になってたり、エイリアンを狩るのがプレデター流の成人式で、人間はその為の餌というはて迷惑極まりない成人式だなぁっとツッコみ所もありますが(笑)、戦闘種族であるプレデターにとってはそういう風習があっても不思議ではないでしょう。クライマックスではスカー・プレデターが主人公のレックスにリスペクトを捧げ協力してエイリアンと戦ったり、歴代作品中ゴア描写が最も控えめだったりと各シリーズのファンには賛否両論点が多い本作ですが、どちらかと言えば2大有名クリーチャー共演のお祭りムービーというノリで観たほうが楽しめるかもしれません。