翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitamaのレビュー・評価・感想

レビューを書く
翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
7

Amazonプライムで配信ということで視聴

Amazonプライムで配信されてたということで視聴しました。埼玉県を中心として、東京都や千葉県、群馬県等を舞台として繰り広げられる「くだらない」ことを大人が真剣に広大なスケールで演出したという感じな内容でした。頭を空っぽにして楽しみたいという方におすすめです。埼玉県人が迫害されているという設定ですが、その迫害の方法や設定、ストーリ―に「こんなことあるか!」と突っ込みたくなるような内容。そんないい意味でも「くだらない」内容の映画に対して豪華なキャストを用いているところもまた笑えるポイント。関東圏の都県の長所短所をこれでもかと誇張して表現することで各都市の雰囲気をうまく演出している上、ストーリーにも絶妙なバランスで関わってくるのでこれまた面白い。脚本、キャスト、演出全てにおいてクスクスと笑える内容の映画として仕上がっていました。ただ、残念ながら私は北海道民。所々に埼玉県民にならわかるのだろうなという小ネタが挟まれていたのですが、地域柄わからない人にはわからないところもあり、補足説明があればなお良かったと思います。短期間で繰り返しみたいと思える内容では正直ありませんが、数年後に突然見返したくなるような内容であると思います。今度は埼玉出身の知人と一緒に見てみたいです。

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
8

埼玉対千葉

地上波での放映で鑑賞した。
最も虐げられしものが埼玉であるという映画だ。東京に入るには通行手形が必要であり、強制送還される!とパルチザンを髣髴とさせる。何に追われ何と戦っているのか考え込んでしまうような映画である。ダサイタマ!イナカクサイタマ!クサイタマ!アホクサイタマ!と罵られ、埼玉特有の熱病サイタマラリヤにかかってしまったら重症である。対するのは千葉半島。「半島を出よ」と村上龍に大作を書かしめた恐怖の地である。ようこそ千葉へとクールに決めているのが伊勢谷友介。面白半島と千葉を呼んだことで、さては埼玉県人だな!と言い当てられ、草加煎餅を踏みつけられるか!?という茶番に発展した。麻布在住のはずの麻実麗は、なにゆえ埼玉を庇い通行手形制撤廃をかけて戦うのか?郷土愛はあるか?社長排出率は?漁獲量、経験率、夏や冬に行きたい場所などのテーマにおいてことごとくworst1である埼玉。貧乳No.1という。埼玉解放運動の首謀者であることがバレた麻実麗に地位や未来を投げ捨ててついていくという生徒会長の百美。二人の逃亡を邪魔するのが、千葉の解放戦線で戦う阿久津翔であった。虐げられし埼玉は解放されたのか?郷土愛やいかに!?

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
8

いい意味で酷い

間違いなく賛否両論・好き嫌いが極端に分かれる作品だと思います。同県出身者としては間違いなくツボにはまる要所要所に挟まれる埼玉ネタ、自虐に対してすべて同感と納得してしまいます。埼玉県内においても浦和と大宮にはそれぞれ意地とプライドがあり、そこでも各々戦っているにもかかわらず、東京に挑もうとする心意気に感動さえ覚えました。
予告に描かれるビジュアルや全体の雰囲気で食わず嫌いになっているのであれば、もったいないと思います。後半の千葉VS埼玉の出身地対決では、もちろんご本人の了承を得てのことだとは思いますが、様々な有名人が登場します。それぞれの登場シーンに加えられるコメントも面白いのですが、意外な人が埼玉県出身だという驚きも一つのポイントです。結論として言うと、結末なんてもはやどうでもよく、「我々(千葉)には海がある」「埼玉には誇りがある」、こういったところにただただ純粋に笑えればそれでよいのです。
残念ながら、この映画の鑑賞地域が関西地区だった為、地元民には笑えても知らなければ全く意味が分からないセリフやシーンがあり、映画館で声を出して笑うことができないなどが度々あったため、DVDを借りてもう一度見たいと思います。

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
9

映画館で声をあげて笑って観られる映画

タイトルは『翔んで埼玉』ですが、実際には1都6県の関東ローカルネタに溢れているため、他地域の方はピンと来ないところがあるかもしれません。
逆に、関東の方は、万難を排してでもぜひ、映画館で声をあげて笑いながら観てください。とくに、埼玉の映画館でご覧になることをお勧めします。

主演が東京都民(二階堂ふみ)と埼玉県民(GACKT)の役なのに、なぜか二人とも沖縄県出身という、不思議なことになっています。
原作には出てこなかった、神奈川県・千葉県・群馬県・栃木県は、とんだとばっちりを被っていますが、それすらも壮大なこの映画の世界を成立させるために必要な要素となっています。

原作は『パタリロ!』で有名な魔夜峰央の同名の漫画ですが、読んでいなくても全く問題ありません。もちろん、読んでいたら、ここまで再現するのか…!と思うこと間違いなしです。
美麗な描写とちょっとの毒を含んだ魔夜峰央の作品世界を、余すところなく、馬鹿馬鹿しくも仰々しく再現していますが、もちろん、魔夜作品を全く知らなくても楽しめます。

出演者と製作スタッフの、魔夜峰央の世界観への熱烈なリスペクトと、「コメディは真面目にやればやるほど可笑しくなる」という姿勢を、本気で全力で表現したことは、日本映画の快挙と言ってよいでしょう。
1カット1カットの画面の情報量の密度がとても高く、建物の設定から小道具の本当に細かいところまで手が込んでいるため、1回観ただけでは見逃してしまうような小ネタが至るところに仕込まれています。
とくに、人物デザイン監修/衣裳デザインを、『累ーかさねー』の柘植伊佐夫が担当していることが大きいです。
『累ーかさねー』のエキセントリックな人物表現が、更にパワーアップしており、非現実的な人物設定を視覚的に語らせて、予備知識ゼロの観客であろうと、この荒唐無稽な作品世界に否が応でも引きずり込むことに成功しています。
原作は「埼玉ディスり漫画」として爆発的に有名になりましたが、映画を観終わったとき、何故か埼玉が好きになっていることでしょう。

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
7

くだらなくて力が抜ける(笑)

翔んで埼玉みてきました!原作は見たこと無かったのですが、CMの一瞬で笑ってしまったのと、あのだんだんだんの歌が耳から離れず張り切って見に行きました。映画館であんなに笑い声が聞こえる作品は他にあるのかな?っていうぐらい笑いました。
まず、田舎物へ対するディスりがすごい(笑)そんなにバリエーションあるんだー!ってだんだん悪口が爽快にさえ感じられました!大人になって大声で堂々と悪口言う事ってないですからね。
GACKTさん、二階堂ふみさん演じる個性の塊としか言いようがない濃いキャラクターも最高です。あの二人だからこその面白さがあったかもしれません(笑)。その他の豪華キャストたちも全力でギャグってるのでどのシーン取っても笑どころに溢れています。有名人勝負に関しては埼玉と言うよりか個人をディスってないかな???!ってなりますがそこもおかしかったですね。
そして笑いだけでなく麻美麗と関わるうちに百美の心境の変化も心暖まってくるものがあります。田舎者を見下していたエリート都会人が内面をみて受け入れれるようになっていくのはハートフルでした。関東の地名や文化など地元感がわからないと少し伝わりにくかったり笑いにくい所もありますがとりあえず一言面白いです!(笑)

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
9

もはやダサい玉は悪口ではない!?

予告を見た時からギャグな感じ満載で、わりとぶっ飛んだ映画なのでは!?と期待していた本作。ダサい玉、くさい玉、田舎臭い玉、あほくさい玉。あのGACKTさんがそんなセリフを大真面目に言うとは思わず。映画館の中に笑い声が頻繁に聞こえるって中々ないと思うのですが。原作者の方の埼玉への愛のあるディスりネタ、そして製作サイドの役者さんのセレクトがただただ冴えていてとにかく楽しかったです。原作が書かれたタイミング的に、西洋の貴族チックな雰囲気にするのが流行っていたのか分かりませんが、その漫画的な設定があるおかげで、内容もキャラも濃くなってました!ちなみに、本作はあくまでギャグメインのBLになるのですが。主人公がどこかのタイミングで「実は女です!」と言うんじゃないかと最後まで思ってました。その点では予想外すぎて完全に裏切られました笑ちなみにこの映画を見るまでファミマが埼玉発信とは知らず、日本埼玉化計画は本当に進んでいるのかもしれないと思わざるを得なかったです。EDのはなわさんの歌も面白かったので、埼玉県民の日皆様にもぜひ見ていただけたらなと。私は生まれも育ちも東京ですが、この映画を見て埼玉好きになりました!ダサい玉なんてもう言いません笑

翔んで埼玉 / Fly Me to the Saitama
7

ゆるいようでゆるくない

映画館で予告を見たときは、「どんな話?」と頭の中で?マークが漂い、正直ノーマークだった本作。でも評判が良さそうだし、笑える作品が見たいな、と思い、見てきました。冒頭のお断りのコメントに、またもや?と思いながらも、すぐにその理由が分かりました(笑)。東京が埼玉をどれだけマウンティングし、ディスり、また埼玉もそのポジションを受け止めざるを得ないのか。また、埼玉県内の風景や店、市町村同士の格付け合いなども、きっと埼玉県人なら”あるある”と思ってるんだろうな、と見てました。
物語はやがて千葉をはじめ、神奈川、茨城、群馬、栃木と関東を巻き込んで展開していきます。設定自体はもちろんあり得ないですし、小ネタも笑えますが、自分の生まれ故郷を愛する気持ちが登場人物それぞれを目標に向かって走らせているところは、見ていてちょっと熱くなります。埼玉県人ではないですが、見終わった後、自分の故郷を自慢したい気持ちにもなりました。あと、埼玉ポーズもやりたくなります(笑)。
魔夜峰央さんの原作ですが、麗を演じるGACKTのビジュアル・雰囲気が魔夜さんの作品から抜け出してきたと思えるくらいでお見事!です。百美役の二階堂ふみちゃんのスタイルも抜群。耽美?な衣装を見事に着こなしています。