博多豚骨ラーメンズ / Hakata Tonkotsu Ramens

博多豚骨ラーメンズ / Hakata Tonkotsu Ramens

『博多豚骨ラーメンズ』とは、木崎ちあきによる小説、およびそれを原作とした漫画・アニメなどのメディアミックス作品。
人口の3%が殺し屋の街・博多。犯罪が蔓延するこの街には、殺し屋を専門に殺す『殺し屋殺し』がいるという都市伝説がある。殺し屋業の激戦区で、博多を愛する私立探偵・闇組織に囚われた女装の殺し屋・天才ハッカーの情報屋・殺人請負会社の崖っぷち新人社員・美しすぎる復讐屋・腕ききの拷問師など、個性豊かな裏稼業の男たちが今夜も暗躍する。

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博多豚骨ラーメンズ / Hakata Tonkotsu Ramens
8

ラーメンのアニメかと思いきや…

最初タイトルだけを見て、ラーメン好きのメンズたちが出てくるアニメのようなタイトルで正直おもしろくなさそう...。と思いました。とりあえず1話だけでもと思い視聴し始めましたが、内容がタイトルのイメージとはかけ離れたものでした。
ほのぼの系かと思いきや殺し屋の話!!金髪美女かと思えば女装趣味の男の殺し屋!!いい意味で裏切られます。声優陣もとても豪華で文句なし。
見ているうちに疑問に思うことが1つ。タイトルの博多豚骨ラーメンズってなに?ということ。
それは本作に出てくる殺し屋たちがしている野球チームの名前でした。シリアスで殺しや拷問のシーン、ハッキングの場面もありながら突然のギャグや野球をしているシーンでその場を和ませるような展開に。
裏家業の世界を描きながら、九州男児の人情味あふれる仲間とのシーンもあり、非現実的な世界観を中和してくれているように感じます。

殺し屋殺しのにわか侍、女装趣味の林憲明、ハッカーの榎田。それぞれが現時点に至るまでの過去のエピソードを織り交ぜながらとても分かりやすく飽きないストーリーです。
絵、声、ストーリーどれをとってもクオリティーが高いといってもいいと思います。アニメだからこそ楽しめる世界観の作品です。