SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World

SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World

SEKAI NO OWARIは日本の4人組バンド。略称はセカオワ。
メッセージ性のある歌詞にファンタジー感のある音を合わせる音楽性で、独特の世界観を築き上げている。
他に類を見ないバンドスタイルで、音に対するこだわりと共にファッション性に対する評価も高い。
4人で共同生活を行うなど、その生活スタイルも注目されており、音楽のみならず多角的な影響力を持っている。

美有奇のレビュー・評価・感想

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SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World
8

SEKAI NO OWARI に惹かれるポイント

SEKAI NO OWARIは2007年に深瀬慧・中島真一・藤崎彩織・DJLOVEの4人により結成されたロックバンドです。メンバーは作詞作曲そして主にボーカルを担当している深瀬と小中高で仲の良かった3人で構成されています。メジャーデビューは2011年、INORIというファーストシングルをリリースしました。
SEKAI NO OWARIはロック・バンドとしては少し変わっており、深瀬はボーカル、中島はベース、彩織はピアノ、DJLOVEはDJをしていて構成が独特です。もちろんレコードの時はいろいろな楽器を扱いますが、メインの構成はこのようになっています。曲としては、命や環境に対して深瀬の思いを乗せたものが多く感じられます。深瀬はADHDを持っていて、そのせいで目指していた夢をあきらめることになったり人生に絶望することがあったことが要因となっています。
また、SEKAI NO OWARIはブレーメンという動物殺処分ゼロプロジェクトを行っています。ライブやグッズなどの収益をそのプロジェクトにあて、音楽活動を通して命の大切さを世界に発信しています。このような活動や強い意志のこもった曲が多くの人を引きつけ、海外でも注目され始めています。すこし方向性の違うバンドの曲を聞いてみたいと思っている人には、とてもお勧めできるバンドです!