スキウサギ

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スキウサギ
10

ウザくてカワイイ

スキウサギは、作者のキューライス氏と一緒に暮らしているという設定の、ピンク色のウサギだ。
「◯◯が好き!」が口癖で、キューライス氏の仕事の邪魔をする事も多々ある。その邪魔の仕方が非常に鬱陶しい。
執筆中の原稿の上に乗る、キューライス氏が執筆中の机の上にポテトチップスを直に乗せる、部屋の中で七輪でさんまを焼く等、様々な手で邪魔をしてくるが、スキウサギ自身には悪気は無いようで、単にキューライス氏に相手をして欲しいだけのようだ。
流石に邪魔が過ぎる時は「山に帰ってくれ」と叱られたりもするが、スキウサギは懲りない。
たまに耳の位置が真横にきたり、体型や色が異常に変わったりと妙な変化を起こして、キューライス氏に心配をかける。
心配の仕方から見て、キューライス氏もスキウサギの事が好きで堪らないようで、不意に姿を眩ませた時には涙を流したりもしていた。スキウサギは、奇妙な『何か』と遭遇しても動じず、それ所か、クリスマスには『モロビ』と『コゾリテ』という『何か』を取り出し、キューライス氏を困惑させた。スキウサギの行動はキューライス氏だけに止まらす、他人にもそれなりに迷惑をかけている。
しかし、そんなスキウサギが可愛らしく、とても愛おしいのだ。同作者の『ネコノヒー』とはまた違った愛おしさがある。
可愛らしくてとてもウザい、でも可愛らしい、そんなスキウサギを是非一読してみて欲しい。