かまいたちの夜

fato610さんのレビュー・評価・感想

レビューを書く
かまいたちの夜
9

かまいたちの夜を知らない人へ

かまいたちの夜は1994年にスーパーファミコンで発売されたサウンドノベルの金字塔です。その後、PS版など数種類のハードに移植されました。
「サウンドノベル」とは小説形式でゲームが進んでいき、途中で主人公の行動に関する選択肢が提示され、プレイヤーがどの選択肢を選ぶかによって結末が異なっていくゲームのことを指します。

本作の舞台は雪山。主人公は平凡な大学生男子。彼女とはまだ呼べない微妙な関係の女友達と一緒に訪れたペンションで他の泊り客や従業員と共にバラバラ殺人事件に巻き込まれるというストーリーです。
主人公、すなわちプレイヤーの選択によって事件の犯人を探し出すことができたり、探し出せない場合はその犯人から仲間や主人公が殺されたりと、プレイヤーの選択によって物語が大きく変わっていきます。
犯人は自分の犯行がバレないようなトリックを仕掛けており、そのヒントは文章中にしっかりと示されています。したがって初見で犯行を暴くことは一応可能なのですが…はっきり言ってそれはほぼ不可能です!
ほとんどのプレイヤーは初見で殺人犯もしくはプレイヤーを殺人犯だと考えた他の誰かに殺される運命を迎えることでしょう。2周目、3周目、丁寧にヒントを拾いつつ、真犯人をあぶりだすことができるか…。
クリア後には「スパイ編」や「幽霊編」などといった全く設定の違うシナリオも用意されており、二度三度とおいしいです。
ぜひこのゲームの恐怖、面白さを味わってほしいと思います。