約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
9

面白い作品です。

20代女子がおすすめしてたので読みました。全巻購入して一気に読みました。
1分1秒が惜しいほど読み進める手が止まらないのは久しぶりの体験です。
可愛い絵柄ですが疾走感と緊迫感が凄まじく、手に汗握るとはこのこと。「いいから読んでくれ」と試し読みを勧めた人は全員その日のうちに既刊を読了しました。気になった人には絶対読んでほしいです。

何も知らずに読んでいたら、まさかこんな鬼のような展開とは。
子供と母親の駆け引きの幕が開くという1巻の内容は、物語の始まりとしては文句ありません。
3人の子供のうち、ノーマンとレイの特徴やキャラがやや被っているようには感じられるけれど(本当に三者三様を描くならレイはもう少し違うキャラにできるはず)、それが意図的なものなのかどうなのか、それも気になります。

ジャンプで連載していたダークファンタジー漫画です。設定・作画ともにとてもレベルが高く、作品に引き込まれます。また緊張感のある展開が多くハラハラしながらも楽しむことができています。
逃亡劇が好きな方やダークファンタジーが好きな方にはおすすめの作品です。非日常的でスリリングです。考えさせられる要素と絆があります。
読み物として普通に面白いです。機会があれば、読んでみて下さい。