グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki

グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki

『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。

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グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki
10

格闘漫画における最高傑作

グラップラー刃牙という漫画が私は大好きです。
シリーズ化され何作品もありますが、今回オススメするのは刃牙の始まりといえるこのグラップラー刃牙!(幼年編)
この物語の主人公は、刃牙である範馬刃牙。若干13歳のあどけない姿であるその少年は、1人で暮らしている家に地元の不良からばか、アホ、などの暴言を家の外にところせましと落書きをされています。
なんだ、最初はいじめられっ子だったんだとお思いでしょうがその逆です。笑。
地元ではあまりに強すぎて、直接文句が言えず落書きでしか反論ができないくらい、刃牙は無敵無敗の絶対王者のような存在です。

しかし、その刃牙にも恐ろしいと感じる人間がいたのです。
それは、刃牙の実の親父、範馬勇次郎でした。
刃牙の強さもさることながら、この勇次郎とてつもなく強いんです。笑っちゃうくらい!
その強さを表すとなんとあのアメリカ合衆国と対等な関係なんだとか。笑。
これは数々ある勇次郎伝説のごく一部!
作品をみてもらえれば勇次郎の強さがわかります。
とにかく馬鹿強い勇次郎は息子、刃牙よりも強いんです。
のちにこの刃牙と勇次郎は親子喧嘩で戦う時が来るんですが、それは先の話。
刃牙はまだ、勇次郎の足元にも及ばないんです。
そう、「グラップラー刃牙」はこの最強と謳われる勇次郎を倒すべく、数々の試練に立ち向かい強くなっていくという物語なんです。

ただ、刃牙の面白さはそれだけではないんですよね。
刃牙に出てくる登場人物もこれまた、曲者で濃ーい人間ばかり。
そう、クセが強いんじゃーと、叫んでしまうほどです。笑。
若干15歳で極道の世界に身を置く喧嘩師、花山薫。
最強の空手家、愚地独歩。
中国拳法の達人、烈海王などなど強者揃いの中、この刃牙は戦っていく事になります。

そしてグラップラー刃牙といえば!
そう、皆さんは東京ドームの地下になにがあると思いますか?
その答えは地下闘技場です。
まあ漫画のお話なんですがね。笑。
その地下闘技場で、最強を決める戦いを繰り広げていくんです。
金的・目潰し有り、武器の使用以外全てを認めたいわば総合格闘といえるこの戦いは圧巻の迫力。
それに絵のタッチや言葉の描写など全てにおいて男心をくすぐる最高の作品だと思います。