ショーシャンクの空に / The Shawshank Redemption

ショーシャンクの空に / The Shawshank Redemption

『ショーシャンクの空に』とは、1992年にアメリカ合衆国で制作されたヒューマン・ドラマ映画である。1940年代のメイン州ポートランドを舞台に、妻とその愛人を殺したとして逮捕されたアンドリュー・デュフレーンと、刑務所で出会った囚人のエリス・ボイド・レディング。寡黙で真面目な銀行員だったアンドリューは、ショーシャンク刑務所へ収監された後も自らの力で希望を切り開き、エリス・ボイド・レディングも、アンドリューとの出会いで人生が大きく変わることとなる。ラストシーンでの大どんでん返しが話題を呼んだ人気作だ。

Mitolittyのレビュー・評価・感想

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ショーシャンクの空に / The Shawshank Redemption
10

諦めない、希望を与えてくれる名作です。

妻殺しの無実の罪でとらえられるエリート銀行員が主人公です。
刑務所の中の生活は過酷を超える地獄の様相でした。男性ばかりが収容されている中で、強姦を繰り返される主人公。理不尽極まりない、看守の暴力も横行している生活の中で、唯一の楽しみが本の貸し出しでした。
主人公は誰とも仲良くなろうとせずに、人生をあきらめているような雰囲気が、本の貸し出し係の気を引きました。
こんな絶望的な塀の中のも、楽しみや希望を、と考えて主人公は、看守たちの税理士として無償で働くことで、図書館の拡大や高校卒業の資格を取得するために授業の教壇に立つなど、次々と新しい風を刑務所内に吹き込んでいくのでした。
そんな中、若き青年囚人が諦めていた高校卒業の資格を取得することができ、そのことがきっかけで、青年はずっと胸にしまっておいた出来事を主人公に話します。
青年囚人が別の刑務所にいたころ、「自分の代わりにエリート銀行員が逮捕された!別の男と不倫中に俺が殺したのに!」と大笑いをしていたと男がいたというのです。
そのころ刑務所の所長のお抱え税理士をしていた主人公。所長は主人公に脱税をさせており、主人公を外に出すわけにはいかなかった。所長は無実を証明する可能性がある青年囚人を射殺する。それを機に、主人公は怒りに立ち上がり驚愕の計画を実行することとなるのである。
クライマックスにご期待くださいませ。