おはようとかおやすみとか

おはようとかおやすみとか

『おはようとかおやすみとか』とは、2014年よりまちたが『月刊コミックゼノン』で連載していた、主人公と異母兄弟との共同生活をテーマにしたハートフル漫画作品である。デビュー作でありコミックゼノンマンガオーディションにて準グランプリを受賞。他人との共同生活を嫌い、1人で自由に暮らす事を望んでいたサラリーマン・日向和平(ひなたわへい)。新築マンションを購入した矢先に突然現れた腹違いの3姉妹との共同生活を通して、家族とは何か、自分の居場所はどこにあるのかという家族に対する価値観が変わっていく様を描く。

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おはようとかおやすみとか
8

家族とは

このマンガは、主人公の腹違いの妹3人が突然家にやってくる物語ですが、当然初めて会う妹たちを受け入れられません。しかし、すぐには受け入れられなくても徐々にお互い認めていき、「家族」になっていく物語です。
これに私はとても感動しました。
自分が同じ境遇にあったらと考えたとき、私もすぐに受け入れることはできないでしょう。小学生の双子と高校生を自分ひとりで面倒を見なくてはいけないので、今までの生活が全て変わってしまいます。
しかし、兄妹たちが徐々に受け入れ、家族っぽいことをしたい。や、家族になれているだろうか。というところで「家族」について読者にもかんがえさせられるなと感じました。
タイトルにもあるように、家族では「おはよう」や「おやすみ」は当たり前のことです。私はそう思っています。でも当たり前じゃないというのをこの漫画では感じさせられました。
自分が家族を持ったとき、家族らしいことができるのか、そもそも家族とは何なのか、普通の家庭になれるのか、その普通とは何なのか。など、普通や一般を考えてしまうが、世間で言う「普通」は存在しないことや「家族」と決めつけて縛られるような、家族はそんな重たいものではない、家族になりたいから家族なんだと感じさせられました。