ヴァニタスの手記

ヴァニタスの手記

『ヴァニタスの手記』とは、2016年より望月淳が『ガンガンJOKER』で連載しているスチームパンクバトル漫画、および漫画を原作としたアニメ作品である。19世紀のパリを舞台に、吸血鬼に呪いをかける「ヴァニタスの手記」を持つ青年・ヴァニタスと、田舎から来た吸血鬼・ノエのコンビの活躍を描いている作品である。2022年には舞台化がされている。キャラクターはもちろんのこと、パリの美しい背景やスチームパンク描写など美麗な絵柄が大きな魅力となっている作品である。

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ヴァニタスの手記
10

スチームパンク×吸血鬼 美しき幻想物語

ガンガンJOKER連載の少年漫画。作者の望月淳はアニメ化もしたPandoraHeartsの作者であり、その画力はお墨付きです。
舞台は中世のフランス。吸血鬼や式、という概念が存在する幻想的な世界で、世の吸血鬼から恐れられる蒼月の吸血鬼(ヴァニタス)の書を持ち、吸血鬼の専門医を名乗る青年ヴァニタスと、どこか世間知らずで抜けている吸血鬼の青年ノエが出会うところから始まります。
近頃この世界では吸血鬼が唐突に暴れだし人を襲う病が流行していました。偶然移動先で出会った吸血鬼が発病し、襲われかけたノエはヴァニタスに救われます。それは彼が過去叶えられなかった願いを叶えるに相応しい、素晴らしい力でした。
あらすじとしてはこのような流れですが、この後ノエのかっこいい能力が分かったり、男装の麗人な幼なじみや、強くて可憐なヒロイン、優しくも気高い貴族の少年など魅力的なキャラクターの数々が登場し目が離せない展開が待っています!
2021年現在で既刊は9巻。まだギリギリ一気読みしやすいタイミングなので、これを機に読んでみることをおすすめします。1巻1巻の分厚さ(物理)に衝撃を受けることは間違いなし……。2021年夏アニメとして放送されています!