彼女がその名を知らない鳥たち

andou1201さんのレビュー・評価・感想

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彼女がその名を知らない鳥たち
10

蒼井優の代表作 必見の一本!

現代の個性派女優として、知名度・実力ともに兼ね備えている蒼井優さんが主演の作品となります。
沼田まほかるさんの同名小説が原作であり、「凶悪」などで知られる白石監督がメガホンをとりました。
蒼井優扮する十和子は、仕事をするわけでもなく、年上の下品で汚い男、阿部サダヲさんふんする陣治と同居して鬱屈とした毎日を過ごしています。
昔の恋人(竹ノ内豊)との逢瀬のビデオを見ながら、元恋人のことに執着して生きる十和子のある意味の不気味さは、個性派女優蒼井優さんの演技の真骨頂であると思います。
物語の中には、これまた個性的な3人の男性が登場します。
竹野内豊さん扮する「黒崎」、松坂桃李さん扮する「水島」、そして阿部サダヲさん扮する「陣治」です。
十和子は下品で小汚い陣治と同居しながらも、昔の恋人黒崎のことを忘れられず、ひょんなことから知り合った水島にも心を奪われ男女の関係をもってしまう…。
3人と彼女の関係を軸に物語を進行させながら、十和子の謎・十和子の闇が徐々にわかってくるミステリー作品となっています。
ネタばれまでは言えないかと思いますが、これまで「オーバーフェンス」などで濡れ場を演じてきた蒼井優さんがその部分でもいい味を出している作品だと思います。