ウルフ・オブ・ウォールストリート / The Wolf of Wall Street

ウルフ・オブ・ウォールストリート / The Wolf of Wall Street

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は2013年に公開された、マーティン・スコセッシ監督によるアメリカ合衆国の伝記・コメディ映画だ。原作は『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』。経済大国アメリカのニューヨークにある、世界最大級の金融街ウォールストリートを舞台に繰り広げられる証券マンの実態を描く。主演はレオナルド・ディカプリオで、投資銀行・LFロスチャイルドに入社したジョーダン・ベルフォート役をユーモアたっぷりに演じている。

manmaikunのレビュー・評価・感想

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ウルフ・オブ・ウォールストリート / The Wolf of Wall Street
10

ザ・アメリカという感じです。

ざっくばらんなストーリーとしては証券会社で働きだした若い主人公(レオナルドディカプリオ)が証券マンとして成り上がろうとしてやる気に満ち頑張り始めた矢先にその会社が不景気で倒産してしまいます。その後小さな怪しい株の売買をしている会社に入社することになってそこで成功し、独立して大金持ちまで成り上がるという話です。この中で金と女とドラッグというのが絡みあって破滅していくのですが圧巻なのはそのディカプリオの演技力です。今までディカプリオの映画はいくつか観てきましたがこの映画の演技は最高です。会社のリーダーとしてのカリスマ性やドラッグに溺れてラリっているさまなど本当に素晴らしい演技でした。またその他の俳優さんたちも名前は知りませんがとてもいい演技をしていて、それがまたディカプリオの演技を盛り上げています。
また展開がスピーディーかつ痛快で三時間くらいの長さなのですがすぐに観終わってしまうような感覚です。話自体もしっかりまとまっていて観終わってとてもすっきりした感じになります。私のようにアメリカのノリが好きな方にはぜひオススメです。逆に言えば少しぶっとんだ感じがあるのでファミリー向けではないでしょう。