ヴァンパイアセイヴァー

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ヴァンパイアセイヴァー
10

カプコンの名作人外格闘ゲーム続編

吸血鬼やサキュバス、猫女や狼男、ゾンビに魚人、亡霊にファラオに、それらを狩らんとする人間などが戦う人外格闘ゲームです。
前作である「ヴァンパイアハンター」に、魂を徴収する悪魔「ジェダ」、モリガンの力の一部が姿をなしたサキュバス「リリス」、人外を狩ることで金を稼ぐ「バレッタ」、人型蜂の「キュービィ」が新規キャラクターとして参戦。
タイトルのセイヴァーとは救世主、救済者という意味ですが、これは今作で彼らが戦うきっかけを作り出して、全てのバトルが終了した後にボスとして登場し「血と魂の返済を求める」と意味ありげなことをいうジェダのことを指しているのか?それとも、モリガンとエンディングで再び融合できるリリスのストーリー自体を表しているのかな?とも思いますが、よくわかりません。ファンブックなどで語られているのかも。

通常攻撃から特定の通常攻撃がつながるチェーンコンボシステム、相手と距離を離すアドバシングガード、ガード硬直をキャンセルして必殺技を発動するガードキャンセル、フィールドを自らの得意空間に変化させるダークフォース、ダウン中の相手に攻撃する追い討ち、ゲージが満タンの時のみ発動するSP必殺技、通常必殺技と追い討ちをゲージ消費で強化するES必殺技、ES追い討ち、被ダメージ時に一定量残る回復可能ダメージ、ラウンドを持ち越す体力など、ヴァンパイアシリーズを象徴するシステムが多く採用されています。
スピーディーかつ駆け引きとコンボが重要なバトルを、個性の強いキャラクターたちで行い、聞いていて気持ちのいいSEやボイスが心地いいゲームです。