わたるがぴゅん!

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わたるがぴゅん!
9

ギャグが強すぎる高校野球漫画

小柄で俊足、強力な変化球を持つわたるが主人公の高校野球漫画です。
月刊ジャンプで連載されていた完結済みのもので、全58巻。連載開始は1984年、終了は2004年という大作です。

わたるは沖縄出身です。スポーツ万能な彼は様々な部活に乱入しては実力を見せつけてからかっていました。野球部も例外なく遊び感覚で乱入していましたが、部員に誘われ、マネージャーに一目惚れして入部。更なる頭角を現していきます。

わたるは時々沖縄の方言を使い、作中では注釈で意味が書かれています。わたるを追って沖縄からやってきたがっぱいは訛りが強く、注釈なしでは何を言っているかさっぱりわからないほどです。
「俺はむる標準語であびとーん!」(俺は全部標準語で喋ってる!)など。
がっぱいというアダ名も、沖縄の言葉で「後頭部が大きい人」という身体的特徴を表す言葉で、彼は後頭部が後ろに長い見た目をしています。
ギャグ要素の強いこの漫画の中でも彼は飛び抜けたギャグ要員で、ヘルメットをブーメランのように飛ばしたところつば部分が額に突き刺さり倒れるも絆創膏を貼るだけで復活。カマキリが鼻の中に入り、中で暴れたことで意思を無視して眼球が動き回るなど、文章で見るとドン引きするようなことを色々とやらかしてくれます。それらのシーンは確かな画力とセンスで描かれていて、笑える人は大笑いしてしまうでしょう。

野球シーンも笑いはありながら真剣勝負で、様々な魔球や打率を誇る選手が多数登場します。熱い展開もあり、まさに名作野球漫画と呼べる大作です。