Dead by Daylight / デッド バイ デイライト

Dead by Daylightとは、カナダのゲーム会社Behaviour Interactiveにより開発された1vs4の非対称サバイバルゲームである。
対応ハードはPC(SteamとEpic gameにて配信)、Nintendo Switch、Playstationである。
プレイヤーはキラーかサバイバーを選び儀式(ゲーム)を開始する。キラーはサバイバーをできるだけ多く儀式の生贄に捧げること、サバイバーは儀式から無事脱出することをゲームの目標としている。
キラー、サバイバーはキャラクターによって固有のパーク(ゲームを有利に進めるための能力)を持っており、それぞれの固有パークは一定のレベルになると他のキャラクターでも使用可能となる。パークを様々に組み合わせることができる点も大きな特徴である。
またサバイバーの走る速度は4.0m/秒で統一されているため個体差はない。一方、キラーは移動速度もキャラクターによって異なるうえ、攻撃方法も異なるためどのキャラクターを選択するかが重要な要素となる。
DLCではホラージャンルの映画やゲームの登場キャラクターも実装されており、ハロウィンやエルム街の悪夢などとコラボしている。

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Dead by Daylight / デッド バイ デイライト
8

殺人鬼1 vs 生存者4の非対称型鬼ごっこホラーゲーム

このゲームはCPUが入ることはなく、必ず5人のプレイヤーで開始されます。
殺人鬼の目的は、一人でも多くの生存者を殺害すること。
生存者の目的は、5つの発電機を修理して扉を開き、殺人鬼のいる閉鎖空間から脱出することです。
スマホゲーム「第五人格」をご存知の方であれば既視感を感じることでしょう。第五人格はこのゲームのスタッフとともに協力開発されているそうです。

キャラクターは殺人鬼と生存者でそれぞれ異なり、ゲームオリジナルのものからホラー映画出身のものまで様々ですが、そのデザインは完成されていて元の映画があるのかオリジナルなのか、知らなければ区別がつきません。

生存者はそれぞれ、治療に長けた者や隠密に長けた者、走ることに長けた者などがいます。彼らはゲームを重ねて成長させることで、お互いの技能を共有し最終的には全キャラクター同性能にすることができます。
一方で、殺人鬼側は技能を共有したとしても重ならない強力な固有能力を有しているのが面白いところ。それぞれチェーンソーダッシュ、透明化、狂気を与える電撃、ワープなど、殺人鬼の数だけ強みが異なるのです。

コラボレーションしているホラー映画は、SAW、悪魔のいけにえ、エルム街の悪夢、ハロウィンなど。

彼らは生存者も殺人鬼も、共に「エンティティ」と呼ばれる神にこの地に囚われていて、望む望まないに関わらず閉鎖空間での死の鬼ごっこを繰り返します。
それぞれの能力構成や、立ち回りのセオリーやハイリスクな行動など、駆け引きの熱いゲームです。