Radiohead / レディオヘッド

Radiohead / レディオヘッド

Radiohead(レディオヘッド)とは、1992年にイギリスでメジャーデビューしたロックバンドである。「Creep」が世界中で大ヒットし、以降アルバムをリリースするたびに国内外問わず大きな影響を与えている。活動中でありながら「ローリング・ストーンの選ぶ歴史市場最も偉大な100組のアーティスト」に選出されている。オルタナティヴ、シューゲイザー、ポストパンクなどの路線からエレクトロ、アンビエント、コンテンポラリー的な路線へ突如転換して見事成功を収めた驚異的なバンドとして世界に知られている。

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Radiohead / レディオヘッド
9

常に変化するバンド

2016年まで9枚のオリジナルアルバムを発表しているレディオヘッドですが、アルバム毎に作風が変化していくことで有名です。
1stアルバムははっきり言って普通のロックテイストかなと思います。もちろん良い曲はありますし聴きやすいかなとも思います。有名なのはクリープという曲ですね。
2ndアルバムはギターロックの完成形とも思える作品です。明らか1stとは完成度が違います。曲の構成も考え抜かれています。とりあえず最初におすすめする作品です。個人的にフェイクプラスティックトゥリーズがおすすめです。
3rdはレディオヘッドの中では1番有名な作品になりますかね。もうロックとはおさらばしちゃった感じのアルバムですが、まだギターが主になっている感じで、ロックとエレクトロニカのちょうど中間みたいな作品です。
4thと5thは双子アルバムなんて言われてます。どちらも同じレコーディングで生まれた曲らしいです。なので作風は似ているのですが、4thの方がよりダークなエレクトロニカ風作品かなと思います。この作品がベストだと言う人もいます。
6thはロック回帰なアルバムと言われてますが、初期の頃のようなギターロックとは違います。あまり人気はないみたいですが個人的には好きです。何曲かは非常にカッコいいです。
7thは僕の1番おすすめです。レディオヘッドの中ではシンプルな構成の曲が多いです。このアルバムからの曲はよくライヴでも演奏されます。
8thはドラムンベースを基調とした作風でカッコいいのですが、個人的にはあまり聴かないアルバムですかね。
9thはストリングスが前面に押し出されたアルバムかなと思います。ロックな感じは皆無ですごく静かなアルバムといった印象です。
レディオヘッドは音源で聴くのももちろん最高にいいのですが、僕はライヴで是非聴いてもらいたいなあと思います。今まで見てきたバンドの中で最高のライヴバンドだと思いました。