スパイキッズ

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7

とってもいい意味でB級

ロバート・ロドリゲスはやはり愛すべきB級監督だ。B級映画という定義は難しいというのが前提の話ですが。この映画はお金かかってるし、俳優も一級品だし、B級とは呼べないと思うけど、彼が監督すると、とってもいい意味でチープな感覚が漂うのである。だから子供向け、とっても臭い家族愛などサラっと流してしまってるので、観る方もそんなの忘れて楽しめちゃう。
再三、いろんなところに書いてるけど、その辺はティム・バートンと一緒。でもオレはやはり断然ロドリゲス派。バンデラスもコメディ上手いところを改めて証明。キッズ2人もキュート。お母さん役のカーラ・グギノは今作でブレイク間違いなし!アラン・カミングも最高だし、悪役でお馴染みのダニー・トレホもいい。そして、ラストに登場するあの大物俳優にはもう涙ものだった。続編の公開も決まっているということで、すごく楽しみである。
その前に撮影終了した監督ロドリゲスの新作は「デスペラード」の続編「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ」。バンデラス&サルマ・ハエックにジョニー・デップ、ウィリム・デフォーなんかが絡んでいて、期待せずにはいられない。今作もそうだけど、やはりいい監督にはいい俳優が集まってくるでしょ?それが何よりもロドリゲスを証明してるよね。