トランスフォーマー/ロストエイジ / Transformers: Age of Extinction

トランスフォーマー/ロストエイジ / Transformers: Age of Extinction

『トランスフォーマー/ロストエイジ』とは、2014年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの4作目であり、前作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』から5年後を描いた作品でもある。シカゴ惨劇から5年後、オートボットを排除しようとする組織によって、オートボットたちが次々と消されていってしまう。そんな中、廃品回収業を営む発明家・ケイドは、映画館の中で眠っていたオプティマス・プライムと出会い、戦いに巻き込まれていく。

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トランスフォーマー/ロストエイジ / Transformers: Age of Extinction
6

ファンは歓喜、一般は興ざめ

この映画は、「トランスフォーマー」シリーズの4作目にあたる作品です。
それまでの話や設定を知っているならともかく、何も知らない状態でこの映画を楽しむのは難しいでしょう。
ロストエイジを観るなら、まずは前3部作を観ることを強くおすすめします。

この映画シリーズの特徴は、ずばり「爆発」です。
色んな場所、物が爆発します。しかもシリーズを重ねる事に、その規模は大きくなっていきます。
というのも監督が爆発大好きな人で、やたら色々と爆破させることで有名な人なのです。
その監督は「マイケル・ベイ」という人なのですが、もはや爆発といえばマイケル・ベイ監督、という認識が生まれるほどです。
車もビルも道も砂漠も爆発させます。つまり、やたら爆発する激しいアクションシーンが苦手な人にはおすすめできません。

この映画に落ち着いているシーンはあまりありません。戦って状況を説明して、戦って爆発して戦って爆発する。そしてやる事をやり終えて事件が収束すると簡単にまとめてエンドロールへ。
兵器や爆発、かっこいい機械生命体同士の戦闘やスポーツカーの走行シーン、大きな機体の修理シーンが好きな人にはおすすめできますが、愛だの恋だの人間同士のドラマを求めているなら、別の映画を観てください。
この映画に、情緒やドラマを求めてはいけません。
頭からっぽの状態で、爆発を楽しみましょう。