CLANNAD / クラナド

『CLANNAD』(クラナド)とは、株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドであるkeyにより制作、2004年発売された恋愛アドベンチャーゲーム。また、これを原作としたアニメ・コミック作品。
私立光坂高等学校に通う主人公・岡崎朋也(おかざき ともや)は怪我によりバスケットボールを断念し不良となっていたが、女子生徒である古河渚(ふるかわ なぎさ)との出会いを機に、多くの生徒達との交流を経て、人間的に成長していく。演劇部の再建に向け奔走する渚の姿に感化され、朋也を始め他ヒロインたちが協力していく様を通して物語が進行していく。
少年少女たちの恋愛・友情・家族愛などを描き、「泣きゲー」というジャンルを確立させた。
2007年には東映アニメーションが劇場版を、京都アニメーションがTVアニメシリーズをそれぞれ制作しており、新たなアニメ作品が続々と現れる中においても、「CLANNADは人生」といわれる程に、色褪せることなく「神アニメ」と称され続けている。

ponzのレビュー・評価・感想

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CLANNAD / クラナド
10

何気なく見て感動した

娘が不登校だった頃、youtubeで見ていたらしいです。今回レンタルDVDを借りてみる機会がありました。はじめは、あまり見る気はありませんでした。主人公なぎさが、二年もダブっていることは、娘と一緒に見ながら少し躊躇しました。最後まで見てなぎさが亡くなるのは悲しいけれど、私はなぎさのお母さんの気持ちで見ました。親より先に亡くなるのは病気でもやはり親不孝です。最後が悲しい展開ではなく、どういういきさつかはわからないけど、みな家族仲良く生きていて、ほっとしました。
娘にとってあの不登校の頃にこの作品を選んでみていたのが奇跡だと思います。
今、私達家族もあのなぎさたち家族のように本音で生きています。心は通い合っています。いつか娘が結婚し、その孫をぜひ子守したいです。そのためにも私たち夫婦が元気で長生きしなければいけません。そして、娘自身もなぎさのようにこの町と一緒に生きていくだけです。少しずつゆっくりとのんびりと生きていくだけです。また娘が歌うだんご大家族の歌を聴きたいです。きっと私たち家族のところにも新しい命がやってきて次の世代へとつながっていくと思っています。私もだんご大家族の歌を覚えて一緒に口ずさみたいです。