ブキミの谷のロボ子さん

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ブキミの谷のロボ子さん
8

ポンコツ引きこもりと空気を読まないアンドロイドのドタバタな日々

引きこもりでネットトレーディングで生活費を稼いでいる上小杉のもとにあるひ、棺桶のようなでかい荷物が届いた。蓋をあけて見ると、なんと美少女が寝ている。と、その目がぱちりと開いた。全身に鳥肌が立って思わず棺桶の蓋を閉める上小杉だったが、蓋をぶち破ってセーラー服を着た美少女が飛び出した。その美少女はAI制御の最新鋭のアンドロイドで上小杉は無作為抽出でそのサンプルに選ばれたとの事。

人付き合いが嫌いな上小杉にとって、ロボットでも人が居るのは嫌、吐き気がする。でもそのアンドロイドはそんな上小杉にお構い無しで、「情報収集です」と言って部屋の中の本をあさりだす。そして、コンビニに酒を買いに出る上小杉についてくるアンドロイド。思わず逃げ出す上小杉だが、そこにトラックが迫る。すんでのところで上小杉を助けるアンドロイド。アンドロイドに「ロボ子」と名付けた上小杉は、モニター期間の間、ロボ子を部屋に住まわせる事に。

まあ空気読めないという事はなんともうっとおしいもんで、イライラする日が過ぎて、そしてモニター期間が過ぎようとしていた。モニター期間が過ぎて、上小杉の前から姿を消すロボ子。ロボ子を探して、ロボットメーカーに行く上小杉。そこで、上小杉はそのロボットを作り出し、彼の元にロボ子を送り込んだのが妹の涼と同級生の宇刈という事がわかる。涼は兄の人間嫌いを克服するために、ロボ子を送り込んでいたのだった。
宇刈に「ロボ子を出せ!」と迫る上小杉。宇刈のロボットの宣伝にまんまと乗せられてしまう上小杉。そして「ロボ子」は未だに上小杉の家に居る。

「人間の事は、もう、わかったのか?」このポンコツとの日々が終わるのは明日?10年後?にっこり笑ってロボ子は答える「いいえ!まだわからないことばっかりです。これからもよろしくおねがいしますね!」
ポンコツ2人のブキミの谷の日々は、もう当分続きそうだ。