どろろ

どろろ

『どろろ』とは手塚治虫によって描かれた、戦国時代を舞台に奪われた自身の身体を取り戻すべく48の魔物を追う百鬼丸と、泥棒の少年どろろの旅を描く時代劇漫画である。1967年から1968年までは『週刊少年サンデー』に、1969年には『冒険王』で連載された。父親の野望によって、48の妖怪に身体を奪われた姿で誕生した百鬼丸。医者・寿海に助けられた彼は身体を取り戻すため妖怪退治の旅を続けていたある時、泥棒少年どろろと出会う。手塚オリジナルの妖怪が多数描かれており、カルト的なファンも多い。

blonderedheadのレビュー・評価・感想

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どろろ
7

信頼の手塚治虫作品

手塚治虫作品である「どろろ」のアニメ作品。手塚治虫作品ならではのストーリーの面白さと信頼があります。
アニメをあまり見ない主人も、どろろなら見ようと言うほどです。過去にもアニメや映画になってきた作品ですので全体の流れは分かるのですが、つい見てしまいます。
原作のキャラクターデザインは残しつつ絵が綺麗になっていて、初めのOPはとても良かったと思っています。鬼神達もCGを使って迫力満点になっています。初期OPの歌手、女王蜂さん達のプロモーションもわざわざ探して見てしまいました。毎回OPで引き込まれます。
これからどんどん失われた体を取り戻してくのですが、目が見える様になる回は楽しみにしています。百鬼丸がにっこり笑うのが楽しみです。最近の回で百鬼丸がよく喋るようになって、声優さんをやっと聴けるのかとワクワクきています。どろろも可愛くて、たまに女の子が出るところが癒されます。どろろのお母さんが出てくる会が多いような気がします。どろろと百鬼丸のお母さんを扱う会が今後もあるのかと楽しみです。百鬼丸の辛い現状もわかるし、領主をしている親の国を豊かにしたいと言う理屈も分かるところが考えさせられます。これから体を取り戻す度に天災が訪れるのも見どころだと思います。