ヴァニタスの手記

ヴァニタスの手記

『ヴァニタスの手記』とは、2016年より望月淳が『ガンガンJOKER』で連載しているスチームパンクバトル漫画、および漫画を原作としたアニメ作品である。19世紀のパリを舞台に、吸血鬼に呪いをかける「ヴァニタスの手記」を持つ青年・ヴァニタスと、田舎から来た吸血鬼・ノエのコンビの活躍を描いている作品である。2022年には舞台化がされている。キャラクターはもちろんのこと、パリの美しい背景やスチームパンク描写など美麗な絵柄が大きな魅力となっている作品である。

naoki0613のレビュー・評価・感想

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ヴァニタスの手記
9

絵がとにかくきれいで、予測不能なストーリー展開

ヴァニタスの手記(ヴァニタスのカルテ)は私の中でかなりお勧めです。もし読みたい人がいたら、まとめて漫画を渡して、布教するレベル。

「理由1」絵柄がとにかくきれい!
望月淳先生の作品です。前作のパンドラハーツからファンです。とにかく絵柄、色使い何をとってもきれいなので、ページをめくるのが楽しいです。表紙をみて即買いしてます。

「理由2」一癖も二癖もある魅力的なキャラクターについて
望月先生のキャラは、いい意味で癖のあるキャラが多い。漫画や小説のキャラクターって、割とテンプレなキャラが多い中で、望月先生は魅力的なキャラが多いと思っている。今回の主人公ノエと、相棒ヴァニタスのなんともいえない不思議なバディ感がこの話を魅力的にしているんだなって思っています。そして、女性キャラクターも魅力的!というかきれいなのに、可愛い!ジャンヌお気に入りです。

「理由3」戦闘描写の画力
少年漫画のバトルって、技名とかあったりするのですが、基本戦闘中に技名を言わないように描かれています。技名でバンッていう画風も好きですが、ヴァニタスの手記は言わないでピリピリした雰囲気の戦闘シーンが私の中でしっくり来ています(もしアニメ化したら、逆に大変そうだけどすごく見てみたいシーンでもあります)。

「理由4」予測不能なストーリー展開
やっぱりストーリーが肝でしょう!全作品のパンドラハーツも予想を裏切るような流れが続いてとても面白かったです。今回はどうなるんだろうとおもったら、最初の1巻で結末が少し語られていて、えっ?!て思いました。何故その結末に向かったんだろうとその過程を、これからしっかり追っかけていきたいです。

みんなヴァニタスの手記読もうよ!!