スパイダーマン: スパイダーバース

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スパイダーマン: スパイダーバース
9

スーパーヒーロ―映画ファンでなくても楽しめる作品

『スパイダーマン:スパイダーバース』は、批評家から絶賛された映画で、2019年度アカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞した作品です。CGと手描きの漫画を融合した斬新な手法を使い、舞台となるブルックリンの街がとても魅力的に描写されています。また、コメディとアクションを見事に織り交ぜており、思わず吹き出す場面や登場人物達のダイナミックな動きに観客は引き込まれます。

本作の見所は、登場するキャラクター達。スーパーヒーローである事に疲れたメタボの40才、豚、そして未来の東京を守る女の子等総勢6人のスパイダーマンが登場します。
悪役・フィスクが家族の死を乗り越えられず、他の次元に生きる家族を取り戻そうとします。加速器と呼ばれる巨大装置を使ってパラレルユニバースを融合させようとしますが、現世界に存在する人々全てが消滅してしまうため、スパイダーマン達が阻止するために立ち上がり、その攻防が本作の主軸となるストーリーです。
声優陣が非常に豪華で、主人公の少年マイルスの叔父役に『ムーンライト』と『グリーンブック』で2度アカデミー賞助演男優賞を獲得したマハーシャラ・アリ、白黒の世界から来たスパイダーマン・ノアール役にニコラス・ケイジ、そして『トゥルー・グリット』に出演し、若干14才でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた才能溢れるヘイリー・スタインフェルドがスパイダー・グウェン役と錚々たるメンバーで話題を集めています。マーベル・コミックやスパイダーマン等スーパーヒーロ映画を全く知らない人でも堪能できるエンターテイメント性の高い映画です。