シティーハンター / CITY HUNTER

シティーハンター / CITY HUNTER

1985年13号から1991年50号にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載された、北条司による漫画およびアニメ作品である。東京・新宿を舞台に殺し、ボディーガード、探偵などさまざまな依頼を請け負うスイーパー(始末屋)冴羽獠の活躍を描くハードボイルドコメディ。

syoku01のレビュー・評価・感想

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シティーハンター / CITY HUNTER
7

お洒落なアニメ

子供の頃、何気なく観ていたアニメだけど、大人になって再び観たらお洒落なアニメだと気づいた。大人が観るに耐えうるものという感じで主人公の冴羽獠がとにかくカッコいい。また、オープニングがいちいち手が込んでいて、曲とマッチして毎回オープニング早送りせず観てしまう。全体的なアニメのテーマカラー、メロウな色彩が冴羽獠の扱うマグナムの銃の色にマッチしていてこれがお洒落な雰囲気を醸し出してる。冴羽獠や毎回出てくる美女たちの部屋に必ずかけてある額縁の絵がなんともアートスティックでスナイパー、街の掃除屋と呼ばれる殺伐とした話を癒してくれる効果がある。また、都会的。ビルの建物たちと、人、アート銃とシティハンターを構成する要素に冴羽獠のモッコリが加わってなんとも言えない奇妙な魅力が観るものを惹きつける。アートやお洒落にうるさいフランス人がこのアニメに魅了されついには実写版がフランスで作られて放映され大人気なのも頷けるようなアニメ史上上位に入る作品ではと思う。また、あんなに美女を追いかけ回しているのにかおりや冴子、獠にとって大事な存在であればあるほど一定の距離を置いているのがまた恋愛模様が逆に気になってしまい続きが観たくなる。