翔んで埼玉(映画) / Fly Me to the Saitama

翔んで埼玉(映画) / Fly Me to the Saitama

『翔んで埼玉』とは、魔夜峰央によるギャグ漫画作品、およびそれを原作としたコメディ映画作品である。。二階堂ふみやGACKTを始め、豪華なキャスト陣が本気でふざけた内容が大きな話題となる。埼玉県民が東京都民に虐げられてきた架空の世界が舞台となり、埼玉解放を求めて他の県を巻き込みながら全面戦争へと発展していく。

santaakiraのレビュー・評価・感想

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翔んで埼玉(映画) / Fly Me to the Saitama
9

もはやダサい玉は悪口ではない!?

予告を見た時からギャグな感じ満載で、わりとぶっ飛んだ映画なのでは!?と期待していた本作。ダサい玉、くさい玉、田舎臭い玉、あほくさい玉。あのGACKTさんがそんなセリフを大真面目に言うとは思わず。映画館の中に笑い声が頻繁に聞こえるって中々ないと思うのですが。原作者の方の埼玉への愛のあるディスりネタ、そして製作サイドの役者さんのセレクトがただただ冴えていてとにかく楽しかったです。原作が書かれたタイミング的に、西洋の貴族チックな雰囲気にするのが流行っていたのか分かりませんが、その漫画的な設定があるおかげで、内容もキャラも濃くなってました!ちなみに、本作はあくまでギャグメインのBLになるのですが。主人公がどこかのタイミングで「実は女です!」と言うんじゃないかと最後まで思ってました。その点では予想外すぎて完全に裏切られました笑ちなみにこの映画を見るまでファミマが埼玉発信とは知らず、日本埼玉化計画は本当に進んでいるのかもしれないと思わざるを得なかったです。EDのはなわさんの歌も面白かったので、埼玉県民の日皆様にもぜひ見ていただけたらなと。私は生まれも育ちも東京ですが、この映画を見て埼玉好きになりました!ダサい玉なんてもう言いません笑