彼女がその名を知らない鳥たち

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彼女がその名を知らない鳥たち
10

蒼井優さんの演技力の高さに改めて実感した

じわじわとゾクゾクと心に入ってくる作品だった。
みんなそれぞれにクズで、竹野内豊も松坂桃李もさすがの一言。
蒼井優の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も納得。主人公(蒼井優)は仕事もせず、貢いでくれる男(阿部サダヲ)のお金で暮らし、クレーマーみたいなことをしていた。
昔の男(竹野内豊)を忘れられないようで、よく似たタイプの男(松坂桃李)に入れあげる。
そして刑事がやってくる。
嫌な奴ばかりでうんざりするが、昔のフランス映画みたいな展開になる。恋愛依存の蒼井優、小汚い尻に敷かれっぱなしの阿部サダヲ、とことんクズな竹之内豊と松坂桃李。
前半は重苦しく正直みてるのが辛くなりますが、後半すごい内容になります。
久しぶりに良い映画をみました。蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、、、
出てくる人みーんな最低な人達
未だ観てない方は心してみてください
最高に傑作です!蒼井優は面食い。竹野内も松坂も格好いいし、エロい。惚れるのも分かる。しかし、二人とも中身はゲスである。竹野内は保身のために蒼井を他の男に差し出すし、松坂も妻子と別れるつもりはないのに、体をもて遊ぶだけ。プレゼントは偽物の3000円の腕時計だし。対して、同居人の阿部サダヲは不潔で下品。働いて養っているのに家事もさせられ、いいなりである。後半、蒼井は真相を知り、阿部の深い愛を知るわけだが、好きになる時間はもう、残されていない。きっと、ゲスな二人の男の嘘を見抜いていたが、抜け出せないんだろう。阿部を愛することが出来ていたら、幸せになっていたのかも知れない。破滅に向かってしまう気持ちは分かる気がした。
余談ですが、松坂の悪い男ぶりは、良かった。あーと言ってみて。ていうのが耳に残った。シンケンレッド、変わったなぁ。前情報なしに鑑賞したため、最後の結末には少し驚きました。
あんまり登場人物に感情移入はむずかしいけど、すごいなぁって感じでした
そして、蒼井優さんの演技力の高さに改めて実感した映画でした。