ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』とは2001年に公開された日本の怪獣映画である。ゴジラシリーズ第25作品目。監督は金子修介、主演を新山千春が務めた。ゴジラ復活と共に、日本を守るため護国聖獣であるモスラやキングギドラ、バラゴンが蘇るのだった。そして命を懸けた死闘が始まる。見所は、ゴジラと戦う3体の怪獣と、番組スタッフとして仕事をまっとうしようとする由里、防衛軍としての役割をまっとうしようとする泰三の父と娘の姿である。

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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
10

いつもより容赦無いゴジラ。

2001年に劇場版「とっとこハム太郎」と同時上映されていた映画です。本編では、モスラとキングギドラ、そしてゲストでバラゴンも登場します。今回のゴジラは、白目のゴジラでいつもより容赦無い感じで町を襲撃してました。だから、明るいとは言えない物語でした。それに、なぜかモスラやキングギドラの名前が漢字になっていました。これは大和の聖獣としてのネームのようでした。今回の自衛隊の活躍は、戦車が登場せず少し変わった兵器が登場しました。なんと、ミサイル型のドリルでした。戦車でないのは少し物足りない感じがありましたが、普通にゴジラにダメージを与えていたのがすごいと思いました。終盤ではモスラやキングギドラ達はやれていたのに、魚雷を装備した潜水艇でゴジラの内部から発射して、見事倒したのが意外な勝利でした。この映画を最近DVDで見てみたら、バラゴンが他の怪獣よりかわいさがあった感じがありました。つぶらな瞳で愛嬌ありでした。それはさすがに、ゴジラには歯が立たなかったものの、印象に残った感じがしました。逆にモスラは本来だったら可愛さがあるのに、今回はゴツいイメージだったので少し残念でした。全体的に暗い印象でしたが、見た後はなぜかスッキリする、不思議な映画でした。