おそ松さん / Mr. Osomatsu

おそ松さん / Mr. Osomatsu

『おそ松さん』とは、赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメーション作品。キャッチコピーは「成長しても、やっぱりバカ」。「おそ松くん」では子供だった六つ子おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松は、成長し大人になるが童貞のニートになってしまう。六人は実家暮らしをしながら、今日も働かずにダラダラと過ごす。「おそ松くん」でお馴染みのイヤミ・チビ太・トト子・ハタ坊・デカパン・ダヨーンも登場。ナンセンスでシュールなギャグコメディ。

shantivegetableのレビュー・評価・感想

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おそ松さん / Mr. Osomatsu
7

ぶっ飛びギャグアニメ

20代の男性で、全員ニート、な6つ子が繰り広げる日常ギャグアニメです。
爆発や攻撃の描写が頻繁にあるので、少々グロテスクです。
6つ子には、一人一人にテーマカラーが設定されています。また、6つ子ですがそれぞれの性格や見た目に特徴があり、キャラクターとして区別されています。
競馬やギャンブルが大好きな長男・おそ松、ナルシストな次男・カラ松、アイドルオタクな三男・チョロ松、闇を抱えた厨二病な四男・一松、体力バカ五男・十四松、あざとい六男・トド松。皆バカでアホでどうしようもないキャラクターです。
各キャラクター同士の絡みが本作品の魅力だと思います。6つ子というよりもまるで友人6人組を見ているかのようで、各キャラクター同士の掛け合いや会話が面白いです。
複数人グループとなると、大抵はボケ担当、ツッコミ担当と各キャラクターのポジションが決まっていたりしますが、本作品のキャラクターはその辺りのポジションが定まっておらず、ある時は全員でボケていたり、ある時はツッコミが1人だけだったり、逆にボケ1人に5人がツッコミを入れていたりします。
本作品は24話までありますが、最終回でのオチは特にありません。ストーリーとしての繋がりは薄く、単発アニメとして、どの回から見ても楽しめると思います。