荒井由実 / 松任谷由実 / ユーミン

松任谷由実(まつとうやゆみ)とは、日本のシンガーソングライター。旧姓、旧芸名は「荒井由実」で、愛称は「ユーミン(Yuming)」。他のアーティストに作品提供を行う際は、本名の他にハリウッド女優であるグレタ・カルボをもじったペンネームである「呉田軽穂」(くれたかるほ)を名乗る場合もある。夫は、アレンジャーとして活動する松任谷正隆。彼女の音楽プロデューサーも務める。
自身は元々作曲家志望であったが、プロデューサーの村井邦彦の勧めから、シンガーソングライターとしてデビューする。
「あの日にかえりたい」「守ってあげたい」などがヒット。その後、バブル景気に人気の高かったスキーを題材にした映画『私をスキーに連れてって』の主題歌と挿入歌を担当。「若者のカリスマ」、「恋愛の教祖」などと呼ばれ、当時の若者から脚光を浴びる。その後もヒットを連発。老若男女問わず幅広い世代から人気を獲得している。
楽曲提供も様々なアーティストに多数行っており、松田聖子の「赤いスイートピー」や、薬師丸ひろ子の「Woman”Wの悲劇より”」などを作曲。特に松田聖子に対してはこの「赤いスイートピー」以降も楽曲提供を行っており、発表したシングル曲を次々とヒットさせている。

Nia666のレビュー・評価・感想

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荒井由実 / 松任谷由実 / ユーミン
9

女性心理を見事に歌い上げるミュージシャン

松任谷由実さんは、どの年代の方もご存じの息の長いミュージシャンの一人だと思います。独身時代の荒井由実としての曲からファンの方もいらっしゃると思いますし、今年の紅白にも出場されていて、国民の誰もが知っているミュージシャンだと思います。
松任谷さんの曲は、まず詩が素晴らしいと思います。歌詞の言葉がきちんとしていて、文学的な詩になっていると思います。特に女性の心理を的確にとらえて曲にしていると思います。「女性であれば、このような時にこう思うだろうな」ということが詩になり、曲になっているため、とても魅力的です。
また松任谷さんが作った曲は、他のミュージシャンの方も歌われていて、それらの曲も魅力的です。松田聖子さんの「赤いスイートピー」は、とても有名な曲ですが、これも松任谷さんの魅力がいっぱいつまっています。「秘密の花園」や「渚のバルコニー」など、松任谷さんは松田聖子さんのヒット曲を数多く書かれています。
松任谷さんの曲については、旦那様の松任谷正隆さんが曲作りに参加されており、夫婦合作でとても雰囲気の良い曲になっていると思います。今年の紅白でも由実さんの背後で正隆さんがキーボードを演奏されていましたが、夫婦一緒に音楽活動をしているところも良いと思います。
そのような魅力いっぱいの松任谷由実さんの曲は、とてもおすすめです。