終末のハーレム

終末のハーレム

『終末のハーレム』は、LINK(原作)、宵野コタロー(作画)による日本の漫画作品。ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にて、2016年5月から連載。2017年にボイスドラマ化、2019年にVRアニメ化を経て、2021年にはテレビアニメ化されている。2021年5月からは第2部『終末のハーレム After World』が配信された。
主人公の水原怜人は難病を治療するため、コールドスリープに入る。しかし目が覚めた時、男性のほとんどが死滅していた。

hijiki0422のレビュー・評価・感想

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終末のハーレム
3

性描写が多めだが性欲を満たすのには不向き

この漫画は簡単に言えば性欲を満たすための漫画ですが、どうも作者がストーリーを重視した気になってエロ描写に徹することができていません。まず女性キャラが一見淫乱とも思える振る舞いをするのですが、そこは少年ジャンプ+の連載作品なので、悪い意味で節度を持った控えめなエロ描写に終始します。
また、主人公の水原怜人が世界の危機に対して非協力的であり、若干私をイラつかせる意気地の無さを持っています。私は目の前の危機から大切な人を救うためなら命を惜しまないので、水原怜人には全く理解を寄せることができません。
メインヒロインの周防美来に関しても、グラマラスというよりは小太りな印象なので、女性の体の美しさはあまりないように感じます。かと言って性欲を満たすことができるかというと、描が綺麗にまとまりすぎているため、そうでもないのが実情です。
基本的にこの漫画はアダルト漫画が買えない年齢層の男の子が性欲を満たすための、言い方を悪くすると「子供騙し」な漫画です。立ち読みするならまだしも、買うぐらいなら美味しいハンバーガーでも食べると良いでしょう。古本屋に行って100円で買うならともかく、新品を買う価値はまず無いでしょう。