キルラキル / KILL la KILL

shigetotoroさんのレビュー・評価・感想

レビューを書く
キルラキル / KILL la KILL
10

戦闘服と生きる『キルラキル』

服。生活するため絶対必要なもの。オシャレをするためのもの。人それぞれ服に対する考えは沢山あるけれど、それをアニメに落とし込んだ作品はあまりないんじゃないかと思う。
このキルラキルという作品は、簡単に言うと服を「自分が成長するための服」として描かれている。戦って傷ついて成長していく。主人公・纏流子自身の戦闘服との成長の物語だ。

ちょっと重たい雰囲気で書きはじめてしまったけれど、一話を見れば怒涛の展開・猛スピードで繰り広げられるストーリーに釘付けになること間違いなしだからぜひ見て欲しい(筆者も続きが気になりすぎて慌てて一気に借りた)。
個性的すぎるキャラクター(みんな声でかいとにかく叫ぶシーンが多い)や、独特すぎる画面の使い方、デカデカと異様な存在感を放つ赤い文字、同音異字が使われる戦闘用語やちょっと前のヤンキーみたいな戦闘用語、武士の風習のようなものが取り込まれたシーン、熱量が半端じゃないアクションシーン、最後のオープニング曲の使い方、あまり書くとネタバレになってしまうので避けるが「こんなのありかよ!?」となる怒涛の早口言葉も見どころだ。
流子の戦う姿は強くてかっこよくてなんだかジーンと訳のわからないものが湧いてくる。自分が強くなるためのものを着たい、自分の弱さと戦いたいと思わせてくれる作品だと思う。