めぞん一刻 / Maison Ikkoku

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めぞん一刻 / Maison Ikkoku
10

タイトルなし

このマンガはとにかく面倒くさいです。
ヒロインである管理人・響子さんは、自分が未亡人であることを卑下しており、とても面倒くさい性格をしていますし、主人公である五代君と何年にもわたってすれ違いを重ねて、もどかしい気持ちになります。
しかし、作者である高橋留美子にしか出せない、この面倒くささはついつい癖になってしまいます。面倒くさいながらになぜがとても可愛らしく、また、人間味があります。
五代君は響子さんに一目ぼれをするにもかかわらず、何年も告白できずに片思いを続けます。
物語が始まった当初は浪人生だった五代君が、大学生、社会人と成長していきます。
五代君が響子さんのお父さんをおんぶしながら、響子さんに告白する超有名シーンや、五代君と響子さんの結婚式には涙を流さざるを得ません。
また、五代君や響子さんだけではなく、四谷さんや三鷹さん、一ノ瀬さんなど魅力的なキャラクターもたくさん出てきます。個性が強いながらも嫌味のないキャラクターで楽しく読むことができます。
巻数も15巻とちょうどいいくらいの長さで楽しめます。少し古い作品ではありますが、ぜひ若い方にも読んで欲しいマンガのうちの1つです。