Fate/Zero / フェイト ゼロ

Fate/Zero / フェイト ゼロ

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。
「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

ks20mn17gのレビュー・評価・感想

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Fate/Zero / フェイト ゼロ
9

すぐにその世界観の虜になってしまいました

Fateと言えば元々原作はゲームですが、その中でもFateZeroのアニメについてです。
私は今までFateシリーズをゲームもアニメも触れたことがありませんでした。ただ、ニコニコで無料配信のタイミングがあったのと、友達がZeroはむちゃくちゃ面白いと評価が高かったので観てみました。私は本当にFateの設定を一切知らず、セイバーというキャラがいる。くらいの知識で観ましたが、すぐにその世界観の虜になってしまいました。恐らくはその物語の作り込み、キャラクターの魅力的なこと、それに映像がもう映画かな?と思うくらい綺麗なことが理由だと思います。まず1話目で聖杯戦争という闘いに参加する参加者の紹介のような物語から始まります。それぞれがそれぞれの事情を持って聖杯戦争に参加するというような背景が描かれており、そこからもうすごくワクワクして絶対に続きを観ようという気にさせられました。そしてその聖杯戦争というのはサーヴァントという昔の英雄や神話の英雄の霊を呼び覚ましたものを相棒として闘わせるのですが、そのサーヴァントの魅力がすごいです。かっこいいし、強い。それに私がこの物語の魅力のひとつだと思うのは、呼び出した人間(マスター)とそのサーヴァントとの絆です。時を超え世界を超えてもマスターとそのサーヴァントとの間には必ず絆が生まれ、その関係性がとても素敵です。