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ロックフェス後の対応に絶賛!新世代も虜にするカリスマHYDE

結成25周年を迎えた国民的ロックバンドL'Arc~en~Cielは、近年バンドとしての目立った活動がなく、ファンとしては少々物足りなさを感じてしまうのが本音です。それゆえに、現代の10代や20代の中にはラルクを知らないという人も少なくありません。

L'Arc~en~Cielの名が全国に知れ渡るようになったのは、90年代中盤から後半にかけて。代表曲HONEYを筆頭に、次々とオリコンチャートの常連となりました。
東京ドーム公演をすれば、チケットは即日完売。その人気ともに、日本を代表するモンスターバンドとして君臨するようになりました。

ボーカルのHYDEは、現在ソロ活動を精力的に行っています。2018年のロッキングジャパンフェスにも、HYDEとして出演を果たしました。
しかし、フェスには10代20代の若い世代が多く、いざHYDEが登場してもなかなかピンとこなかった人も多くいたそうです。中には、「HYDE」というバンド名のアーティストだと誤解した人もいたくらいだとか。
それでも、力強い圧巻の歌声と洗練されたに美貌に、ぽかんとしていた若者たちもたちまち心を掴まれたようで、会場は大盛り上がりとなりました。
フェス終了後、SNSには「HYDEってあのラルクのボーカルのhyde?!」という事実に後から気付き驚きを隠せない人や、「HYDEのボーカルの人すごかった!」と、ライブ後も誤解はしつつもそのパフォーマンスを称賛する声など、様々な反応がありました。

そしてこの騒動はHYDE自身の耳にも届き、なんと自ら「HYDEのボーカルです」とおちゃらけツイート。これには往年のファンも誤解をしていた若者も大興奮!HYDEの懐の広さに感激しているようでした。
この微笑ましい騒動をきっかけに、ラルクを知らなかった若い世代からも「HYDEのファンになった」との声が。ラルクが結成した時、まだこの世に生まれていなかった年代までもを虜にしていくHYDEの魅力は、本物のカリスマとしか言いようがありません。

嬉しいことに、今年12月には約1年半ぶりとなるL'Arc~en~CielのLIVEが東京ドームにて2日間開催されます。これを機会に、長年のファンもなりたてのファンも垣根を越えて最高のラルクリスマスを過ごしましょう。