ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ

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ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ
8

これは、やり込みゲーム

性格の最悪な王様に振り回されながらも仲間を増やし、宗教団体と戦いながら進んで行くシュミレーションRPG。
フィールドでの勝敗は運任せで、命中率90%でも油断禁物、よく外れる。敵を倒しても、大事な武器が破損し、泣く泣くリセットボタンを押すことも多々ある。このゲームでは、シュールな事が多く、装備品も使う毎に消耗し壊れる。HPは馬も消耗するから、気をつけなくてはならない。馬が足りなくなったら、草原に捕まえに行かなくてはならない時もある。ちなみに、シノン風サラダをキャラクターに食べさせると騎馬のHPが回復する。これは仲間を強化する方法のひとつ、キャラクターにサラダ食べさせたら、馬が回復っておかしいだろ!と突っ込みたくなるが、死なれては困るから、シノン風サラダをキャラクター達によく奢ってやった。仲間を強化する方法には、装備強化とレベルアップ以外に、本人の好きな物を食べさせるという、モチベーションアップ的な方法があり、私はこの方法が一番好きだった。敵は倒すだけではなく、捕獲という手段もあり、捕獲した敵は、後に金と交換出来る。敵の中にはお尋ね者もいて、そいつを捕まえると、懸賞金が貰える。この辺もシュールだ。
ゲームの最中、ずっと思っていたことがある、それは「クズな王様を自分の手で抹殺したい」
普通の王様なら、自国軍が勝利したら、褒めてくれるがベルウィックサーガの王様は、勝利した自国軍を素直に褒めない。嫌味と見下しの言葉をしっかり聞かせてくれる。苦労してクリアしても、コントローラーを投げたくなる。クズな王様が敵に寝返った時、万歳したのも束の間、敵の幹部に殺され、ベルウィックサーガ、最大の心残りがこの出来事だ。
ストーリーは暗いが、キャラクターそれぞれの人生が絡み合っていて面白いし、各面とも、やり出すと終わるまで眠れない程、やり込み甲斐のあるゲームである。
腹立つ事は多いけど、終わってみると、すごく達成感があり、「あー、面白かった!」と言える作品だ。