コマンドー

時雨のレビュー・評価・感想

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コマンドー
8

タイトルなし

1985年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画です。
元特殊部隊のジョン・メイトリクスは自身に恨みを持つ共和国の独裁者一味に娘を攫われ、娘の救出の為、単身敵に立ち向かっていく。
本作はとにかく途中からストーリーが頭に入らなくなるほど(ストーリー自体シンプルなのですが笑)シュワちゃんの無敵ぶりがこれでもかと終始発揮されている映画で、飛行機から落ちても無傷だったり、横転した車を立て直したり、人ひとり入った電話ボックスを軽々と持ち上げて投げ飛ばしたりと前年シュワちゃんが演じたターミネーターかよ!と突っ込みを入れたくなる要素が多いほか、クライマックスでは敵の拠点の孤島に一人で潜入して敵の大軍をものの5分程度で壊滅させてしまうなど、どこまでもシュワちゃんの無双ぶりがすさまじく(笑)、細かいツッコミ要素がそれこそどうでもよくなってきてしまいます(笑)(娘を救出するためとはいえ道中犯罪者に見られても仕方ないような行動も結構やってる気がしてなりませんが…笑)。
とはいえ、本作は80年代のアクション映画全盛期の良さを随所に感じさせる作品で、シュワちゃんのアクションスターの地位を不動なものとした記念碑的な作品でもありますので、シュワちゃんファンには代表的な作品の一つでもあります。