Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル

Mr.Children(ミスターチルドレン)とは、4人組のロックバンドである。略称は「ミスチル」。
メンバーはヴォーカル・桜井和寿、ギター・田原健一、ベース・中川敬輔、ドラム・鈴木英哉。
バンド自体は高校時代に結成されており、メンバーの脱退やバンド名の改名を経て、現在の所属レコード会社であるトイズファクトリーと契約を交わし、1992年にメジャーデビューを果たす。
メジャーデビュー以降、2022年現在に至るまで、シングルでは10作品連続ミリオンセラー、アルバムでは14作品がミリオンセラーを達成するなど多くの記録を保持しており、特に2020年発売のアルバム『SOUNDTRACKS』がオリコン週間チャート一位を獲得したことにより1990年代、2000年代、2010年代に続いき2020年代でも1位を獲得。「名もなき詩」、「innocent world」など、1990年代にリリースされた楽曲の人気はもちろんのことながら、「HANABI」、「Starting Over」など、ドラマ、映画、企業等のタイアップや提供の効果もあり、幅広い年代からの支持を証明することとなった。

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Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル
10

《東京》を聴いて。

ミスチルの《東京》を聴いた時、今の自分にピッタリな歌だと思った。
いま、僕は東京に彼女が居て、遠距離恋愛をしている。神戸から高速バスを使って新宿に着いた時、まるで僕は外国に来たような気になった。歩く人はみんな違う方向を向いていて、とにかく忙しく急いでいるように見えた。朝の満員電車は地獄だったし、夏の暑さも半端なかった。彼女に会うまでは終始緊張していた。個人的にはここに移り住むことなどありえないと否定的な自分がいた。だけど、彼女と会うために何度も東京に来るようになって少しずつ感覚が変わってきた。彼女の住んでいる街はいわゆる、下町で新宿や池袋などの都会とは違い、とても落ち着きのある場所だった。実家のある田舎に似た雰囲気があって、ここになら住めるかもしてないと思った。この街に大切な人がいる。そんな風に思うとありふれた景色も美しく見えた。不思議と初めて来たような気もしなかった。僕自身は東京に対する憧れもほとんどない。けれど、彼女と結婚して一緒に住んでみたいという気持ちは日に日に強くなっている。この曲を聴くたびに二人の未来に対して前向きになれるような気がした。住めば都という言葉もある。僕は僕のことを頑張るだけだと思っている。