テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。
キャラクターデザインは藤島康介。
キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

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テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss
9

自分の生きる意味を問う作品

テイルズオブシリーズの中でも人気が高いアビスは、テーマに「生まれた意味を知るRPG」と掲げられている作品で、内容も命の尊さ、自分自身がこれからどう生きていくのか、自分の命の重さや使い方を物語として作られている作品になります。
キャラクター1人1人の個性もとても強く、それぞれにどこか共感してしまうようなものがあり、自分の解釈を持ちながら進めていける他、ダンジョンでは謎解きの要素や、周回要素も高いことから、発売した2005年からもう時間は経っているのにも関わらずその人気はまったく衰えていません。
playstation2で最初に発売されてから、アニメ化や3DSへの移植もあり、多くのショップで購入が出来ることや、このアビスをテイルズオブシリーズをやる最初のゲームとして遊ぶ人も多いです。主人公であるルーク・フォン・ファブレの感情の変化、生きる意味、最終面にいくにつれてその揺れ動く心に、どこか涙してしまったり、少しの恋愛要素も盛り込まれていたり、水着のイベントやその他衣装イベントも兼ね揃えているので、何度やっても楽しめる作品は決して多くはないのではないでしょうか。アビスをやって、世界が変わったという友人の声も多く、とてもおすすめできる作品になっています。