シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ / Captain America: Civil War

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ / Captain America: Civil War

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編として2016年に製作された。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談で、アベンジャーズの2大巨塔キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ヒーローを監視下に置く『ソコヴィア協定』を巡って対立する姿を描く。

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ / Captain America: Civil War
7

タイトルなし

2016年公開のマーベルコミック原作のシリーズ13作めにして、キャプテン・アメリカを主役とした映画としては3作目にあたりますが、アベンジャーズの続編にもあたるため、多数のマーベルヒーローの登場も見どころとなっています。
本作はタイトルにもなっているシビルウォー(内戦)の通り、アベンジャーズがキャプテン・アメリカを中心としたチーム、アイアンマンことトニー・スタークを中心としたチームの2つに分裂してしまい、ヒーロー同士の激突となる衝撃的な内容となっています。
これにはアベンジャーズの戦いは人類を守るためのものではあるが、戦いの度に甚大な被害を生じてしまい、政府の管理下になることがきっかけで、被害に関して罪悪感を感じつつも管理されては自らの意思で決断できない状況下になる事にキャップが反対し、更には悪の組織に利用されていた親友のバッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)が嫌疑をかけられ、政府に追われている所を庇ったためにお尋ね者になってしまいます。
また、アベンジャーズ前2作でも衝突する事が多かったトニーとの関係も終盤ではある事実により避けれられない激突にまで発展してしまいます。
事件の真相もまた、切なく、正義とは何なのかを今一度考えさせられる作品ではありますが、要となるヒーロー同士の戦いも各キャラクターの特徴をフルに発揮した見どころ満載のシーンになっていて、特に本作で新たに巨大化も披露したアントマンが中々衝撃的でした(笑)。
また、後の「スパイダーマン・ホームカミング」や「ブラックパンサー」の前日譚も兼ねていて、それを踏まえた上で視聴するとまた、奥深くなります。