幼女戦記 / Saga of Tanya the Evil

幼女戦記 / Saga of Tanya the Evil

幼女戦記(ようじょせんき)とは、カルロ・ゼンによるライトノベル・オンライン小説および株式会社NUT制作のアニメーション作品。
第一次、第二次世界大戦中のヨーロッパの情勢によく似た、魔法と科学が息づく異世界が舞台となっている。この世界に日本人のサラリーマンとして生きていたある男が「幼女」として「帝国」と呼ばれる国に転生し、「帝国」の魔導士として「協商連合」や「連邦」などの敵と戦っていく。

Nia666のレビュー・評価・感想

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幼女戦記 / Saga of Tanya the Evil
8

タイトルを開い意味で裏切っていると思う。

幼女戦記?幼女が戦う萌え系アニメかな?と想像される方もいらっしゃると思いますが、内容は世界大戦をベースとしたシリアスな転生物の作品となっております。
原作はオンライン小説で、漫画も出版されております。アニメは全12話。重すぎず、でも引き込まれる見応えある作品ですので一気に見れます。ブラックラグーンやヨルムンガンド好きな方にもおすすめしたいです。
原作や漫画との作画の違いをよく指摘されますが、アニメでしか味わえない、躍動感や臨場感と言った魅力的な部分がたくさんありますので、私はそこまで気になりませんでした。アニメはアニメで十分楽しめる作品になっていると思います。
とにかく戦闘シーンは見応えありますし、先の読めない展開だとか主人公の外見からは似つかない、時折見せる悪そうな顔や言動が凄くツボでした。転生物あるあるの、主人公最強設定は多少あるもののそういう部分が良い意味でタイトルを裏切っている。
時折笑わせてくれるシーンもありそれもまた飽きさせない要因の1つかなと思います。音楽もまた素晴らしく、OP、ED共に作品をより良くしている要因だと思います。伏線がアニメでは回収しきれていないので、是非続きもアニメ化して欲しいです。